ネット選挙解禁 | 川島隆二 オフィシャルブログ「川島隆二走ってます」Powered by Ameba

ネット選挙解禁

ネット選挙解禁が見送られました。国会日程がずれ込み時間切れ、先送りになったということです。今国会の法案成立率は54%で戦後最低だということです。政権交代をして国会が無法地帯になったようです。民主主義は少数意見も尊重しながら進めるものですが、全てが民主党の都合で動きました。これが政治主導なのでしょうか。



参議院の本会議も開かれず国会が終わったことは残念です。全ては輿石参議院会長の選挙のためで本当にこの党は自分たちのことしか考えないことははっきりしました。



ネット選挙解禁は時代に合わない選挙法を改正することであったのにこれで少し遅れました。この参議院選挙でどうなるのかみてみたかったのですが、残念です。



本日は、地方分権特別委員会で関西広域連合について議論が行われました。この構想はまず入り口のところで議論が百出しております。今日にしても知事の参加のもと行われたのですが、知事の説明では広域連合の意義が納得いく話ではありませんでした。地域主権をめざすのなら道州制だし、それぞれのメリットをうたうのなら部分連合で充分で関西広域連合の形をとるだけの理由が説明しきれていないという印象です。やはり新しい国のかたちとして道州制を目指しながら地域主権の議論をするのが、私は本筋だと思ってます。



小手先の議論で終わらないようにしたいです。そういった意味でも昨日の市長会有志の「滋賀維新の会」の県内での権限委譲などを含む県内版地域主権の考え方は全くそのとおりだと思います。今の県政は自分たちの権限や財源は自分たちで確保し、国のものはとってくるようなご都合主義地方分権のようなかんじです。これでは県内市町から不満が出るのは当然でしょう。