普天間のはなし | 川島隆二 オフィシャルブログ「川島隆二走ってます」Powered by Ameba

普天間のはなし

普天間の基地問題で昨日、鳩山総理が「月内に政府案」を決定するということで言明しました。今までの総理の言動、政府筋の言動からするとほんとにできるの?という印象です。



この問題は政府に翻弄されています。政治は八方美人ではいけません。民主党の言動は常に八方美人でありいくとこいくとこで話がころころ変わります。こんなことが続くと国民の信頼を失うのは当然でありますし、国際社会でも信用をなくしていきます。現状でもアメリカから交渉相手としてだいぶ軽く見られるようになってきました。



日本は資源のない国ですので国際社会の立ち回りというのは非常に大事です。今までは経済大国であることからそこそこ重要な地位にありましたが、いま、中国がこれだけ力をつけてくるとアジアでは日本ではなく中国、またはインドなどにシフトしていきます。そこを考えると日本の政治はもっと真剣に国家づくりを考えなければいけません。今の政府の緊張感のなさ、物の認識の低さ、これは自民党末期のことを考えるとあまり人のことも言えませんが、ひどい状況です。



最近の国家の動向は、外国人参政権、国籍法改正、夫婦別姓、国旗の問題、それから休日の改正の問題、こうしたことをみているとこの政権には国会観が希薄です。もう一度国家のあるべき姿をこの政権に確認をすべきでしょう。ぜひこの点を自民党には質問をしてもらいたいものです。