そりゃあかんって | 川島隆二 オフィシャルブログ「川島隆二走ってます」Powered by Ameba

そりゃあかんって

昨日に引き続き、



小沢幹事長が会見をしました。「天皇陛下の政治利用とした宮内庁長官の発言について」です。



この会見の要旨は新聞等にも詳しいのですが、要は政治利用にあたらず、宮内庁長官という官僚の分際で内閣に意見をするとは何事かという恫喝であります。さらに文句をいうなら辞表を持ってきてからにしろとのこと。



それに付け加えて政府では総理が政治主導という言葉を持ち出してきて「前の政権まではこういうルールだったからそれに乗ってくださいというのは官僚主導の最たるものだ。」とのコメント。



これらは見当違いも甚だしいものです。天皇陛下の皇室外交というものをひとつも理解しておらず批判するところは恫喝し、またその決定の責任を宮内庁や外務省に押し付け自分たちは国民に選ばれた政治家であるから言うことを聞けではこの国はどんどんおかしくなります。



何事もルールは存在します。そのルールを平気で踏みにじっては秩序がおかしくなります。国家というものを背負っている責任感がまるっきり感じられず自分たちの思い通りにしようとする姿勢は政治主導という言葉とはかけ離れています。政治主導とはこういうことではないはずです。



こうした暴言をそのまま放置してしまったらとんでもない方向に日本は進んでしまいます。こうしたことは許させることではありません。政府には猛省をしてもらいたいです。



先日、再来年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の脚本を担当される田渕久美子氏が長浜に来られ、講演をされました。知事との掛け合いも非常に盛り上がり、再来年の大河への期待も一層高まったところです。こうした機会が篤姫の時にはなかったという話でしたが、ここ長浜でもてたということは喜ばしいことでした。



また知事の宣伝により帰り際、田渕さんの本も飛ぶように売れていました。なかなか楽しかったですよ。みなさんも再来年の大河きっと面白くなると思いますので期待していてくださいね。