熱中症対策に適した飲料とは?

今回のブログでは、熱中症対策として皆さん水分は摂っていると思いますが、その際に適した飲料は何なのか?について調べてみました。
熱中症を防ぐ対策の一つとして、
塩分(ナトリウム)と糖を含んだ飲料で水分を補給する事が重要なのですが、最近の研究で、飲料に含まれる糖の種類によって回復に違いがあることがわかったようです。
研究概要
汗をたくさんかいた時に、糖質の組成が異なる2種類の飲料を摂取したあとの回復の違いを比較しました。
用いた飲料
飲料A
ぶどう糖と果糖を含む糖電解質飲料
栄養成分表示(100mLあたり)
:炭水化物 6.2g、ナトリウム 49mg
原材料のうち糖質源となるもの
:砂糖、果糖ぶどう糖、果汁
飲料B
果糖主体の糖電解質飲料
栄養成分表示(100mLあたり)
:炭水化物 4.7g、ナトリウム34mg
原材料のうち糖質源となるもの
:高果糖液糖、はちみつ
対照飲料
水(ミネラルウォーター)
結果
飲料を飲むと回復しますが、回復の様子は飲料によって異なります。
ぶどう糖と果糖を含む飲料Aは、水よりも速く、しかも高いレベルまで回復しました。
一方、果糖が主体の飲料Bでは、飲み始めても血漿量は1時間ほど上昇が認められず、飲料Aや水のどちらよりも回復が遅いという結果でした。
発汗による脱水で低下した血漿量の増加率
出典:田畑泉、体育の科学、62(7)、p538、2012(一部改変)
考察
ぶどう糖と果糖を含む飲料Aでは、水よりも速く、しかも高いレベルまで血漿量が回復しました。これは、飲料中のナトリウムに加えて、ぶどう糖と果糖の両方が腸管での水分の吸収を加速させたためと考えられます。さらに飲料中のナトリウムは、血漿量を高く維持することにも働いたと考えられます。
一方、果糖が主体の飲料Bでは、飲料Aだけでなく水と比べても、血漿量の回復が遅れました。これは、腸管での果糖の吸収が良くないことに起因し、果糖の吸収が遅れたことで水分が腸管の内側から血液側に移動(吸収)できなかったためと考えられます。
この結果から、適切な水分補給のためには電解質(イオン)の量や組成だけでなく糖電解質飲料に含まれる糖の種類も考慮する必要性が示されました。
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