今回のブログは前回に引き続き「血圧」について書いていきます。
前回では「高血圧」の怖さと定義でしたが、今回は反対の「低血圧」について書いていきましょう。
低血圧にもリスクがある?
「自分の値は正常値よりも極端に低いみたい……最近めまいがするのはそのせいかな?」
このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
低血圧は「立ちくらみがする」「ときどきふらついてしまう」といった症状を聞いた事はありませんか?
また、高血圧に比較すると危険性の少ない状態ではありますが、医師の治療が必要になる場合もあります。
そこで、低血圧の定義とリスクについて書いていきます。
低血圧の定義とは
まず、血圧がどのくらいの値になると「低血圧」といわれるのでしょうか?
実は日本国内では低血圧の明確な診断基準は定められていません。
しかし、一般的には最高血圧が100mmHg未満の場合、低血圧と診断されています。
[メモ]
海外では異なる基準が設定されている場合があります。
例えばアメリカでは最高血圧が90mmHg以下、最低血圧が60mmHg以下という診断基準が用いられています。
「診断基準が正式に決められていないってことはそこまで危険じゃないんじゃない?」
と思われるかもしれませんね。
しかし低血圧は軽視して良い状態ではなく、病院にかかる必要がある場合もあります。
低血圧のリスク

低血圧になると全身に十分な血液を送り届けることができなくなります。
その結果、体の最も高い位置にある脳が一番初めに機能不全になってしまいます。
体のなかで一番高いところにある脳には重力に逆らって血液を送る必要がありますが、低血圧の状態では脳に十分な血液を供給することが難しくなる場合があります。
そのため低血圧の人の多くにはふらつきやめまいといった症状があらわれます。
特に立っているときに症状が現れるケースも多く、失神してしまうこともあります。
失神して倒れこんでしまうと外傷を負ってしまうリスクもあるため、なるべくなら避けておきたい事態ですよね。
また、低血圧の人には息切れや動悸、手足の冷えなどの症状が見られることがあります。
[メモ]
治療を要するレベルの症状が現れた場合、低血圧には「低血圧症」という病名が付くことになります。低血圧症には、原因は不明であるものの自覚症状がある「本態性低血圧症」、他の疾患や薬の副作用によって起こる「症候性(二次性)低血圧症」、急に立ち上がったときなどに血圧が下がる「起立性低血圧」、食事の際に血圧が下がる「食事性低血圧症」の4つがあります。
どうでしたか?
低血圧もリスクは高いですよね。
高血圧に比べると軽視されがちかもしれませんが、怖いですよね。
次回のブログでは「高血圧・低血圧への対策」について書いていきます。
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