サッカー選手の股関節痛について

今回のブログはサッカー選手(子供〜プロ迄)に多い症状の一つ『股関節痛』についての考察を書いていきます。

サッカー選手の股関節痛を『グローインペイン症候群』などと呼ばれたりしますが、この症状については様々な問題があるので、コレといった治療法が無いように思います。

しかし、サッカーをしていると、かなりの発生率で起きる症状でもあるので、私が診てきた症例から多いであろうパターンと改善方法を書いていきます。

まずは、股関節痛が起きてる脚は利き足側が多いのが特徴かと思います。
「蹴る負担が大きいから」と言う単純問題もあろうかと思いますが、ここでは一つ言えるのは痛みの有る脚側は「骨盤高位+股関節内転位」であるということです。


上の図で言うと、左側ですね。
この状態は何が起きているのか?と言うと、
このパターンでは右股関節が高位になっているので、ほぼほぼ右骨盤前方回旋が起きて、右骨盤後傾が考えられます。

その結果、内転筋が常に活性しない状態で短縮してることになります。
それにより内転筋の起始部である恥骨周辺に痛みが出ると考えられます。

改善の為には、短縮している筋肉に張力を掛け活性させる事が内転筋が正しく動くことに繋がるので、ここではワイドスクワットを薦めます。

ワイドスクワットのフォーム※①については今回は割愛しますが、ワイドスクワットにより内転筋に遠心性収縮(エキセントリック収縮)が加わる事により内転筋が活性されます。

それにより骨盤後傾も前傾になる為、股関節の内転位が解消され痛みの解消へと繋がる事が多いです。

是非、股関節痛で悩んでいるサッカー選手はチェックしてみてください。

※①ワイドスクワット
脚幅は股関節の約2倍(脛の角度が床に対して垂直)になるようにセットします。
つま先は45度ぐらい外側に向け、膝頭もつま先の方向に開く。
上体の角度は写真のように軽く前傾を保持して、膝下は一切動かない可動域で股関節の屈曲伸展を行います。

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Body Adviser RS  代表 萩谷 竜司
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