今回のブログも靴選びです。
第7弾になります。
今回は靴選びの用語『ラスト』です。
最後って意味では無いですよ。
『ラスト』とは靴を作るときに使う木型です
今回はいつもよりも少し細かい部分になってしまいますが、重要です。
それは「ラストの振り」についてです。
まず、「ラストの振り」とは何か?ということですが。
下の写真をご覧ください。
こちらは靴を作る際に使う木型の裏面
(足底部分)です。
踵の真ん中から中足部の中心を通り、足趾のほうに抜けるように赤い線を引いてあります。
さらに、踵の真ん中から足趾部分の中心に抜けるラインに黄色い線を引いてあります。
この赤と黄色の線の差を「ラストの振り」呼び。
よく「ラストの振りが大きい」や「ラストの振りが小さい」などと表現されます。
ラストの振りが大きくなると下の靴のようなラインになり、靴底自体が少しバナナカーブを描いているような形になっているのが分かると思います。
これは、スピードを上げて走るためにこのような形をしているため、競技用シューズの多くに見られます。
しかし、スピードを上げるための競技用シューズ以外の靴にも見られることがあります。ウォーキングシューズや革靴、女性用のパンプスなど様々です。
ところが、ラストの振りが大きい靴はカーブしています。その形を足に照らし合わせて考えてみると、前足部が大きく内転している形になってしまいます。
下の写真は競技用シューズではない靴です。
これでは、歩行中、特にMstからTstにかけて、足部の前方移動する動きと靴の形状が合わなくなる恐れがあります。
足底接地から蹴り出しの動作をスムーズにさせ歩行を安定させたい場合は、ラストの振りが小さく、足の形状や歩行中の足の動きにフィットする靴をおすすめします。
フィットすれば、股関節の伸展相も大きくなり、歩行も少し変わると思います。
例えば、下の写真のようなウォーキングシューズ。
足部障害や足に痛みのある方には、こんな「ラストの振り」の靴をお勧めしてみてはいかがでしょうか。

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