いつも一緒にいてくれたのはマリー。君だけだった。(イヴドラVol129)イヴの世界 | EVE&mental disorder

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精神疾患・発達霜害当事者が体験談、学んだ事。日々の出来事。又、趣味のチャンネルイヴに関する事を書いています。

今日は、毎週金曜日の楽しみ、YouTubeチャンネル「チャンネルイヴ」の新作

マリー」の動画配信日でした。

今回は監督脚本 白澤拓也さん、第3作目の作品となります。

独特の世界観をもち、人のもつ、心の中の様々な感情・欲望・業などを表したダーク作品。

日常から一歩踏み外すと、誰もが起こりえる可能性がある不思議な世界観、それらを表現した作品を得意としています。

 

そして、今回の「マリー」という作品。

あらすじ

主人公である園田優(小川富行)が夢をみています。奥さんである麻里子(榎本未奈)さんと離婚することになり、彼女は家を出て行きます。

そこで園田は目を覚まします。そして目の前にいるのは、奥さんそっくりの姿形をした人。微動だにしない人形のよう。
「マリー」と園田は彼女を呼びます。ですが、彼女は、返事も瞬きすらしません。
彼には、7年前まで娘もいて、奥さんと娘さんを同時に失ったのです。彼にはとても受け止められない現実でした。

 

その後、後輩が家を訪ねてきますが、後輩にはそのマリーが見えません。
後輩はこう言います。
「寂しさを紛らわす為に、誰もいない時に声をかけているんですか」「イマジナリーフレンドですよね」

 

そうして物語は進んでいきます。マリーは園田にしかみえない。そしてマリーがいつか「ユートピアに自分を連れて行ってくれる」と信じている」ユートピアとは何なのか?そもそもユートピアは存在するのだろうか?そしてマリーの正体は? 

ぜひ、この作品は何度か見返して欲しい作品。見返しているうちに謎だった部分、疑問、それらがぼんやりと見えてきます。

そして最後にははっきりと。この作品の面白さを、心底理解できた時かと思います。
あえて言うなら、「現実と虚構」でしょうか。強すぎる想いは人を狂わせる。誰もがちょっと一歩踏み外すと、
こちらの世界に、迷い込むことでしょう。

 

 

20:00~21:00 YouTubeLIVE配信

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