元々長身FWに当てる展開の多い水戸に対し、本職でないCBで臨んだヴェルディ。
しかも最初のボール処理で代理CBが大きなミスを犯したものですから、前半は完全に水戸のペースでした。
一番前で勝負するボールをどんどん入れてくる水戸の圧力をまともに受け止める形になってしまい、非常に苦しい展開でしたね(>_<)

ただ、何だかんだでハーフタイムまで無失点に凌いだことが、大きかったと思います。
「決める時に決めておかないと…」という”サッカー界あるある”に嵌りかかっていた水戸に対し、後半開始直後からヴェルディがスパッと攻勢に出ます。
まずは常盤の枠内シュートでジャブを放つと、次のプレーで竜士のレールガンドリブル(勝手に命名・笑)が炸裂!
DFを引き連れつつ30m近くボールを運び、そのままゴールライン際まで切れ込んで、低いクロス。それを一旦本間が弾いた所を澤井がプッシュ!
イメージしていた形とは違ったものの、期待通り2列目がゴールを決めてくれたことで、ヴェルディがリードを奪いました。

その後またしても水戸の攻勢に遭いますが、身体も張れたしカバーも効いていたしで(中でも田村のライン上クリアは正に1点もの)、持てる力はしっかりと発揮してくれたのではないでしょうか。
あと個人的には交代策が当たったように思います。
ニウドに代えて井林を入れて、高さを補完するのと同時に、澤井をボランチに移すことで、ポゼッションが出来るようになったのが効果的でした。
その交代の直前までは自分達の時間が全く無かっただけに、あそこで一旦休めたことが、完封に繋がったと思いますね。

まぁとにかく今日は連敗が止まったのが良かったです。
次は最近6試合で5勝と絶好調の横浜FC相手ですが、上半期の直接対決を見る限りでは勝機はある筈。
今日は耐える展開となった試合を何とか勝ち切ったものの、連勝するには内容が良くなるに越したことはありませんので、また前から積極的に行くサッカーを見せてくれることを期待します。

りゅーはーでした。