ものすごーく色々な要素が絡み合う話だと思います。
フェンロ 東京Vの中島に食指!J史上最年少のハットトリック

個人的には、翔哉が1度外の世界を見てくること自体はアリだと考えます。
ヴェルディ以外のクラブでどれだけやれるか、やれないかという部分を体感し、そこで得た課題を克服することで、翔哉は幾回りも大きく成長することでしょう。
その上でヴェルディに戻ってくれたらベスト合格ですし、そうでなくても成功してくれるのであればOKだと思っています。

ただ、移籍先がVVVというのがよろしくない。
ここは日本人の獲得に積極的である一方で、外に移籍させる時は違約金お金がすごく高くなる傾向があります。
(確か本田が10億、吉田が4億だったでしょうか。)
当然翔哉にも高い違約金が設定される可能性があり、そこで上手く行かないと、入団したはいいけど試合には出られないし他のクラブにも行けない「幽閉」状態が待っています。
それはサッカー選手にとっては最悪ですし、実際そうなる可能性は低くないと思いますあせる
海外に行けば何とかなる、程度の考えでは非常に危険でしょうね。

ヴェルディの視点に立つと、まず戦力としてどうかはてなマークという部分では、そこまで大きな痛手ではないと思います。
FWとしては2ゴールに留まった選手ですし、本職の攻撃的MFも翔哉以外にもメンバーは粒揃い。
この実績の若手が3500万で売れるのであれば、十分採算てんびん座が取れるオファーと言えるでしょう。

一方で、毎度毎度選手を放出することによるマイナスも、考えなければなりません。
これまでの移籍は、1件1件で考えれば理屈が通っていたのかも知れませんが、積み重なれば「あそこは選手を簡単に放り出すクラブだ」という評価に繋がります。
というか、実際そういう悪い評価ダウンは定着していると言って良い状態です。
ユースを大量に上げるからには全員を抱えるワケには行きませんけども、だからこそビックリマーク、その年のエース/目玉である選手の扱いには細心の注意が必要ではないでしょうか。
既に1つ上の祐希で失敗しているだけに、仮に翔哉を移籍させるにしても必ず「成功」させなければならず、その相手がVVVでは上でも書いた通り大いに疑問注意です。
点で見るのではなく線で見た対応を期待したいですね。

りゅーはーでした。