昨日、三浦監督が「戦える集団になってきた」と発言したとニュースになり、反響を呼んでいますね。
・・・主に悪い方向で
>【東京V】三浦監督「戦う姿勢を貫く」<
1日遅れですが、私も【戦い】をキーワードに意見を書いてみようと思います。
結論から書くと、監督の目指すサッカーは【戦わないこと】をメインテーマにしている筈で、戦っちゃマズいんじゃない
と言いたいです。
具体的に。
まずピッチを下図のように9分割すると、守備で戦っているのは
のみ、攻撃で戦っているのは
と
のみと感じています。
9分割×攻守(2)=18の”戦闘エリア”があるとした場合、現状は約17%にあたる3つでしか戦っていないということです。

今の守り方は、実際に相手のボールを取ろうと【戦う】のは
のゴール前だけで、あとは相手の攻撃に対して8人ブロックが左右には動くものの、そこから戦いに出向く人間はおらず、ひたすらミスを待っている状態に見えます。
リスク回避(=戦わずに済むならそれに越したことはない)という観点では評価できても、戦っているかとなると
でしょう。
むしろ、
に入られて戦いを始めた時点でチームはピンチなのですから、戦ってはマズいとも言えます。
一方攻撃について。
と
における【戦い】は見事だと思います。森と小池のドリブル突破は今年の攻撃の生命線ですね
で、つい先日までは、
と
までは行けるから、ここから
へのボールをどうしよう?という部分が課題でした。
しかし、富山戦では状況が変わり、ボールが
~
にある時間
が凄く長くなりました。
ボールキープもやはりリスク回避を重視した戦術であり、それをチームとして狙う以上(今になって狙い始めた以上)、【戦い】からは遠ざかっていると思います。
再度書きますが、リスクを回避すること自体は決して悪くありません。
しかしながら、そっち方面にトコトン突き詰めて行くと、90分中89分は戦わずに静かに時間を消化して、1回だけの戦いで1点もぎとって勝つ
というような【戦わないサッカー】がゴールになるハズなんですね。
そのサッカーを選手に指導している指揮官が、「戦えるようになって来た」と言っちゃうのは、矛盾していると思うんです。
そして個人的には、戦えているかどうかよりも、指揮官の発言とサッカーの間でズレていることがものすご~~~く不安です
戦っていると言いたいのであれば、守備では
~
あたりでもボールを取る為の競り合いをしなきゃダメだし、攻撃ではもっと
にボールを送り込まなければなりません。
正直私はそういう【戦うサッカー】の方が好きなので、方針転換されるのであれば大歓迎です
逆に、あくまでチーム全体でリスク回避を目指すのであれば、堂々と「今は戦いが起きていないからすごく良い」と言うべきではないでしょうか
私の好みと三浦監督の目指すサッカーが違うのは仕方ないとしても、監督自身の志向と指導は同じベクトルであっていただきたいものです。
りゅーはーでした。
・・・主に悪い方向で

>【東京V】三浦監督「戦う姿勢を貫く」<
1日遅れですが、私も【戦い】をキーワードに意見を書いてみようと思います。
結論から書くと、監督の目指すサッカーは【戦わないこと】をメインテーマにしている筈で、戦っちゃマズいんじゃない

具体的に。
まずピッチを下図のように9分割すると、守備で戦っているのは



9分割×攻守(2)=18の”戦闘エリア”があるとした場合、現状は約17%にあたる3つでしか戦っていないということです。

今の守り方は、実際に相手のボールを取ろうと【戦う】のは

リスク回避(=戦わずに済むならそれに越したことはない)という観点では評価できても、戦っているかとなると

むしろ、

一方攻撃について。



で、つい先日までは、



しかし、富山戦では状況が変わり、ボールが



ボールキープもやはりリスク回避を重視した戦術であり、それをチームとして狙う以上(今になって狙い始めた以上)、【戦い】からは遠ざかっていると思います。
再度書きますが、リスクを回避すること自体は決して悪くありません。
しかしながら、そっち方面にトコトン突き詰めて行くと、90分中89分は戦わずに静かに時間を消化して、1回だけの戦いで1点もぎとって勝つ

そのサッカーを選手に指導している指揮官が、「戦えるようになって来た」と言っちゃうのは、矛盾していると思うんです。
そして個人的には、戦えているかどうかよりも、指揮官の発言とサッカーの間でズレていることがものすご~~~く不安です

戦っていると言いたいのであれば、守備では



正直私はそういう【戦うサッカー】の方が好きなので、方針転換されるのであれば大歓迎です

逆に、あくまでチーム全体でリスク回避を目指すのであれば、堂々と「今は戦いが起きていないからすごく良い」と言うべきではないでしょうか

私の好みと三浦監督の目指すサッカーが違うのは仕方ないとしても、監督自身の志向と指導は同じベクトルであっていただきたいものです。
りゅーはーでした。