京都戦では、何の為に走るのか!?という部分が酷く不明瞭でした。


本来の狙いとしては、前の3枚がプレス部隊として走って、そこで奪ってのショートカウンターを狙っていたと推測しますが、実際は全く奪えず空砲に終わりましたあせる
すると、5-2-3では中盤が2枚しかいませんから、プレスを抜けて来た相手とは完全に数的不利であり、30代のボランチコンビが振り回されましたあせる
つまる所、自分達の意図が込められた走りではなく、ただただ目の前のピンチを切り抜ける為の走りになってしまっていたように思います。
所謂「走らされた」ってヤツですね。


結論としては、3枚プレスを止めるべきだと思います。
得点アップを目指した結果が、4得点10失点で1分け2敗。
その4得点にしても、2つはセットプレーですから、効果が出たとは言えません。
むしろ、3トップのプレスはただ体力を消費するだけで、そのカバーに奔走する中盤(+サイド)も攻撃の為の走力など残せず、逆に攻撃力がダウンダウンしている印象です。


改善案としては、やはり”戻る”のが良いでしょう。
3枚プレスの実行は3試合のみで、18試合は別の方法だったのですから、回帰は容易です。
当然得点力不足の状況にも戻らざるを得ませんが、得点と失点のバランスてんびん座で考えれば以前の方式の方が勝利には近い筈。
勝利に近い方法に戻してから、プラスαとして走力をどこで使うかはてなマークという部分を考えたら良いと思います。


個人的に欲しいプラスαは、縦関係のポジションチェンジリサイクルです。
2列目がFWを抜くのは勿論、CBがサイドを追い抜いたりとか、いっそ井林あたりがPAまで入って行っての高さ勝負とか、そういう動きがもっとあっても良いのではないでしょうか。
何にしても、走ったら疲れるものですし、どうせ疲れるならその先に達成感合格がある方が良いに決まっています。
走らされるのではなく、自らの意図を込めて「走る」プレーを見せていただきたいものですかお


りゅーはーでした。