一時期は「売り」にしていたと思うのですが、最近見ませんね。
昨日も書いた通り、近頃のヴェルディは得点力不足。
特に流れからのゴールは10試合でわずか3点(おまけで4点)という状況です。
原因は色々あると思うのですが、一番はスペースがなくなった後の打開力に乏しいことではないでしょうか
一度相手に引かれてしまうと、高原がサイドに流れるか1列下がるかしないと状況が打開できず、すると高原がゴール前からいなくなるのでフィニッシュには持ち込めず、という悪循環
に陥っている印象です。
解決方法を考えた場合、最初の分岐は、引かれても大丈夫になるか、引いた相手を引き出せるようになるか、です。
前者は正直解決方法が分からない(世界的に見てもそんな方法はない
)ので、後者を考えます。
次の分岐は、相手にボールを持たせてカウンターを狙うか、後方でのボール回しに食いつかせてその裏を突くか。
どちらも大事な話ですけど、今回は後者をクローズアップ
したいと思います。
後方でボールを回して一気に縦のスピードアップ
を図る戦術は、広島がJリーグを制覇
するなどしており、有力な手段であると言えます。
ただ、もちろん相手も承知の上ですから、単純にセンターバックがボールを持っているだけではなかなか食いついてくれません。
そこで、ヴェルディ特有のプラスαとして、キーパー佐藤優也のパス成功率(昨年度はキーパー部門でJ№1)が切り札
となりえると考えます。
相手からしてみれば、いくら成功率が高くとも「キーパーから奪えばほぼ1点」というチャンスなのですから、それでも出て来ないというのは考えにくいと思うのですよね。
佐藤は北九州時代からビルドアップに参加しており、ヴェルディでもしばらくはやっていました。
また、そうやって引き付けてからの縦方向のスピードアップ
も、実は一時期ちゃんと出来ていました。
例えば5節6節あたりで小池が左サイドに入って躍動した試合がありましたが、あれなどはまさに佐藤がビルドアップに参加したことによる効果だと思うのです。
それがいつの間にか消えてしまったのは、多分失点のリスク
を考えたからでしょう。
確かに危ないのは危ないし、見る立場としてもかなりヒヤヒヤします
でも、キーパーまでビルドアップに参加すれば相手が出て来ること自体はまず間違いないので、トータルではプラスになる筈。
今は守備力に比べて攻撃力がかなり足りていない状況ですから、勇気を持ってもう一度チャレンジしていただきたいものです
りゅーはーでした。
昨日も書いた通り、近頃のヴェルディは得点力不足。
特に流れからのゴールは10試合でわずか3点(おまけで4点)という状況です。
原因は色々あると思うのですが、一番はスペースがなくなった後の打開力に乏しいことではないでしょうか

一度相手に引かれてしまうと、高原がサイドに流れるか1列下がるかしないと状況が打開できず、すると高原がゴール前からいなくなるのでフィニッシュには持ち込めず、という悪循環

解決方法を考えた場合、最初の分岐は、引かれても大丈夫になるか、引いた相手を引き出せるようになるか、です。
前者は正直解決方法が分からない(世界的に見てもそんな方法はない

次の分岐は、相手にボールを持たせてカウンターを狙うか、後方でのボール回しに食いつかせてその裏を突くか。
どちらも大事な話ですけど、今回は後者をクローズアップ

後方でボールを回して一気に縦のスピードアップ


ただ、もちろん相手も承知の上ですから、単純にセンターバックがボールを持っているだけではなかなか食いついてくれません。
そこで、ヴェルディ特有のプラスαとして、キーパー佐藤優也のパス成功率(昨年度はキーパー部門でJ№1)が切り札

相手からしてみれば、いくら成功率が高くとも「キーパーから奪えばほぼ1点」というチャンスなのですから、それでも出て来ないというのは考えにくいと思うのですよね。
佐藤は北九州時代からビルドアップに参加しており、ヴェルディでもしばらくはやっていました。
また、そうやって引き付けてからの縦方向のスピードアップ

例えば5節6節あたりで小池が左サイドに入って躍動した試合がありましたが、あれなどはまさに佐藤がビルドアップに参加したことによる効果だと思うのです。
それがいつの間にか消えてしまったのは、多分失点のリスク

確かに危ないのは危ないし、見る立場としてもかなりヒヤヒヤします

でも、キーパーまでビルドアップに参加すれば相手が出て来ること自体はまず間違いないので、トータルではプラスになる筈。
今は守備力に比べて攻撃力がかなり足りていない状況ですから、勇気を持ってもう一度チャレンジしていただきたいものです

りゅーはーでした。