ここからの4試合は、現在の3位、4位、5位、6位と順に戦うことになりました。
目の前の1試合を集中して戦うのと並行して、中期的なテーマとして「上位といかに戦うかはてなマーク」という要素が大事になりますね。

長崎のサッカーは実に単純明快ひらめき電球です。
「全員で守って、水永に渡して、全員で攻める。」
いわゆる縦ポンなのですが、水永に渡った後の攻め上がりが速く、また最終的にシュートを打つ選手の候補も多い(FW全員+MF全員+DF高杉が得点経験者)ので、一芸のようでいて多芸である部分は警戒注意しなければなりません。

一方で、多くのバリエーションを持ちつつも、スタートはほぼ水永から。
ここさえ抑えてしまえば一気に手詰まり叫びに持ち込むことも可能です。
その点で言えば、前節鈴木隆行相手に堂々渡り合った井林には、大いに期待したい所。
経験や駆け引きに長けた鈴木とは異なり、水永は180cmにしては重い80kgという体格で攻めてくると思われます。
負けないようにガツガツとやりやって欲しいですね。

守備の方は、一時期4試合連続完封などもありましたが、ここ5試合では7失点。
岐阜や群馬と言った攻撃力の無いチーム(得点数最下位とブービー)にも失点をしており、そこまで堅いということはありません。
数値を見るとタックルが少なくクリアが多いチームですから、ポイントはクリアボールを拾っての二次攻撃、三次攻撃をどれだけ繰り出せるかはてなマークでしょう。
セカンドボールをしっかり拾うことは勿論、スローインの精度も地味ながら重要な要素となりそうです。

負けない代わりになかなか勝てもしないアウェー戦(現在1勝6分け1敗)
敵地でドローも大切ですが、例えばプレーオフを未来の一つだと考えた場合、上位とのアウェーゲームで勝つビックリマークということは非常に大きな意味を持ちます。
1勝に+αの価値がある試合だと考えて、多めにリスクを背負ってでも勝ちに行く試合を見せてくれることを期待しますかお

りゅーはーでした。