神戸戦では、強固な盾であるエステバンへの対策として、そもそも彼の所での勝負とならないように、ロングボールを多用しました。
結果的にそれが上手くハマって、高原が相手CBを上回っての2ゴール
スカウティングによる事前の策が功を奏した結果による首位撃破だったように思います
ただ問題は次です。
「首位相手に勝ったから」と同じやり方を踏襲するのは、松本山雅相手には失敗するのではと思っています。
なぜなら、山雅はCBに戦力を割いている3バックであり、ロングボールによる空中戦では彼らの得意分野で勝負することになるからです。
むしろ、システム上の穴は1ボランチの両端であるのと、山雅は基本的にラインが低めであることから、空き気味の中盤で優位に立てるかどうかがポイントとなるでしょう。
一番の狙いはミドルシュート。
神戸戦ではエステバンの所をすっ飛ばしたのと同様に、今度は最終ラインの所を飛ばすイメージです。
反町さんが作るチームは大体ミドルに弱いってのもありますしネ
もしくは、バイタルエリアで西や飯尾が前を向いて、連携による平面勝負でも良いでしょう。
相手のCBは高いですけど、機動力ならこちらにアドバンテージがありそうですから、練習で培ったコンビネーションで崩すのも大いにだと思います。
いずれにしても、相手が変われば得手不得手も当然変わります。
強豪を破った戦い方を変えるのは勇気がいるとはいえ、元々ロングボール自体は特に「自分達のサッカー」ではないので、殊更こだわる必要もないのかなと。
自分達のベースの部分と、臨機応変に形を変える部分とで、上手くバランスを取りながら、見事3連勝に伸ばしてくれることを期待します
りゅーはーでした。