徳島戦、45分では勝てない

前半が悪過ぎて0-2、後半は良かったけれど1-0。
90分サッカーをした徳島に対し、ヴェルディは45分しかサッカーをしなかった為、1-2での敗戦となりました。
中2日の相手に45分間楽をさせてしまったのは、非常に勿体無かったですね……

特に前半の攻撃が悪かったです。
ボランチに捌ける選手がいないデメリットと、前線に高い選手がいないデメリットとの両方がモロに出ました
ビルドアップしようにも、佐伯が下りてバウル、佐伯、深津と並んだ3バックからは、何一つ効果的なボールが出て来ず。
かといってロングボールを出そうにも、ターゲットが阿部では勝てる筈もなく。
結局チャンスの芽すら作れない45分でした。

ハーフタイムに佐伯に代えて中後がin。
これで問題がかなり改善されました。
特にビルドアップに関しては、佐伯と中後の差が明確に出て、相手のＰＡ内もしくは近辺で良い仕掛けができるようになりました。
その中でまずは深津がゴール
深津に関しては、あのファーに詰める動きが得意なイメージがあります（ヴェルディ初得点もあんな形だった筈）
そしてアシストした翔哉もお見事
時間帯的にも同点のチャンスを生んでくれたゴールでした。

その後も同点になりそうなシーンは多かったです。
前田のミドルがこぼれた所に木島が突進したシーンや、アディショナルタイムの中後ＦＫは特に惜しかったのですが……残念ながら追いつくには至らず。
結局、45分しかサッカーができなかったことが、敗戦に繋がってしまいました。
なぜあんな前半になってしまったのか
気持ちが足りなかったのかは分かりませんが（正直それもありそうですが）、個人的には、ＦＷとボランチの2ヵ所にあったアンバランスが顕在化した「2試合」だったのだと考えています。
ハマると栃木戦のように強いけど、ハマらなければどうしようもないということでしょう。
前線に高さが足りないアンバランスは、翔哉の動きと結果を見る限りではもう変えられないので、ボランチのアンバランスは改善して欲しいものです。

りゅーはーでした。