ワンダーボーイ翔哉

先月行われた11FCの公開収録の時に、海江田さんと都並さんにこんな質問↓をしてみました。
「今年は逆転勝ちや追いつかれた後に突き放して勝つ試合が少ない。シーズン終盤の昇格争いの中で、それらの試合を勝ち切る為にはワンダーボーイが出てくることが望まれるが、期待しているFWはいますか？」
この時の答えは竹中でした。
翔哉じゃなかったのは、既にMFの戦力として数えられていたからなのですが……しかしまぁFWとしてここまで明確な結果を出すとは、驚きです。
最年少ハットトリック記録も更新しましたし、ワンダーボーイの資格は十分過ぎるほど持っているのではないでしょうか
＞東京Vの高校3年生・中島がJリーグ史上最年少ハットトリックを達成 ＜

翔哉の最大の武器は無論テクニックですけれど、もう1つ、精神力にも注目したいです。
昨日の前半に、右サイドでフリーだった森に出さず、自らミドルシュートを打ったシーンがあって。
その時に森がすごく怒ったんですね、翔哉に言っただけでなく、ベンチに向かっても「なんでコイツ俺に出さないの」みたいなアピールをしていました。
翔哉は視野も広いので、当然森のリアクションは目に入っていた筈です。
しかしながら、そこで萎縮せずに以降もガンガンシュートを打って、結局この試合では9本ものシュートを記録しました。
そういえば、今週の練習グラウンドには「若手、遠慮するな」という横断幕が掲げられていたとかで、その影響もあったかもしれません。
いずれにせよ、10歳以上年上のベテラン選手から睨まれても、怯まずに我を出し続け、結果で相手を黙らせる高校生。末恐ろしいですね

そして、そんな翔哉の実力を森も認めたみたいで、途中からはむしろ良い感じで右サイドを崩す場面が増えて行きました。
連携を取る為にお互いのMAXをセーブしては意味がないワケで、この2人が認め合い、高い次元で噛み合って行けば、ヴェルディにとって大きなプラスになると思います。
そうなれば阿部のマークも緩くなるでしょうしね。
ということで、次は森のアシストからの翔哉ゴールを見せてくれることを期待します

りゅーはーでした。