強豪相手に「凌いで勝つ」戦い方は、既にフランス戦で済ませていた日本代表。
今日はブラジル相手に真っ向勝負メラメラを仕掛けました。
特に前半は、多くの選手を攻撃に参加させ、パスの平均距離を縮める、能動的なアタックが多くみられましたね。
もっとも、当然その分後ろは疎かになるワケで、フリーにした選手に1点目を決められ、2点目のPKも献上。
PK自体は不運でしたけど、あそこが空いたこと自体は、攻撃にパワーを注いだ代償リサイクルでしょう。
日本が賭けたリスクの分、そっくりゴールという結果で返してくるあたり、流石はブラジルという他ありません。
とても良い経験が出来た前半でした。

後半は最初の失点が拙かったです。
あそこで3点目が決まっていなければ、もっと楽しい試合になったのでしょうが……ガーン
きっちりブロックを作って待ち構えて、パスをひっかけてからカウンターという戦い方に変えて来たブラジルに対し、日本は攻め手がなくなってしまいました。
ああなったブラジルから点を取れるチームは世界にもそうはないでしょう。マジでスペインくらいかもはてなマーク
そうなる前に何とかしたかったですね。

あと交代がイマイチ機能しなかったのも残念でした汗
酒井を入れるなら、中でクロスに合わせられる本職のFW(単純に高いマイクか、DFと駆け引きできる寿人か)が欲しかったですし。
乾や細貝と言ったあたりも、持ち味を出す以前の段階でミスをしてしまっている感じでした。
宮市はもうちょっと長く見たかったですね。積極性はあったけど4分強じゃねえへへ…

結局スコアは0-4。
まさに当たって砕けた結果となりましたが、90分の中で通用しかかったプレーは何個もありました。
世界の頂点との差を詰めて行く為に、今日の完敗を糧にして、さらなるレベルアップアップに繋げて欲しいと思います。
特に岡田監督時代の「接近・連続・展開」がブラジル相手にもある程度機能したのは、面白い収穫だったのでははてなマーク
ザッケローニ監督の哲学と上手く融合させていただきたいものですかお

りゅーはーでした。