明日はホームの町田ゼルビア戦。
約2ヶ月ぶりの味スタでの試合となります。
芝の状態はかなり改善されていて、ヴェルディも町田も地上戦が主ですから、力は出し易いコンディションが用意されることでしょう。
また、昇格争い左右矢印残留争いという立場は違えど、お互いに勝利へのモチベーションメラメラが高いことも確実です。
「悪い方が負ける」ではなく「良い方が勝つ」試合となりそうですね。

町田と言えばパスサッカー。
イメージが先行している私達(実際はパス数8位で、ドリブル数が1位)とは違い、町田はパス数とパス成功数の2部門でリーグトップ王冠1という、堂々たる実績を残しています。
もっとも、それでいてゴール数が20位ですから、効率の悪さもNo.1と言えてしまいそうですが…えへへ…
ともあれ、彼らは下位にありがちな「引いて守ってカウンターに賭ける」という戦い方ではありません。
事前に取り所をしっかりと設定したプレスをかけないと、6割7割ボールを持たれてしまう可能性も充分にあるでしょう。

一方で、パスサッカーを標榜する割には、最終ラインの足元の技術が今一つ汗という印象があります。
実際、前節の1失点目は、GKがバックパスの処理を誤ってのものですしね。
特に明日の場合、チーム最多のパス数を記録しているアンカーの太田が出場停止注意ですから、後方からのビルドアップに関してはいつもと勝手が違う筈です。
ヴェルディとしては、ノッキングを起こす地点を早めに見極めて、上手くボールを奪取して行きたいですねかお

攻撃に関しては、相手のことより自分のことで、エース阿部を失って何が出来るかはてなマークを考えなければなりません。
FWとして代わりに入るのは飯尾で、もしくは11人目として新たにスタメンになるのは翔哉or晃誠で、彼らが所謂「阿部の代役」となります。
しかしながら、個人的には、レギュラー2トップの一角として残ったアレックスの奮起メラメラに期待しています。
高橋新監督によってスタメンで使われるようになってからは、180cmを超える体格でターゲットマンとして良く働いてくれていますが、ゴール数自体は未だに1。
J2最多得点のヴェルディのレギュラーを張るには、また去年の彼自身の実績と比べても、少々物足りない数字だと思います。
昇格争いが佳境に入った今こそ、アレックスの真価発揮がお願い見られますように

りゅーはーでした。