千葉戦、100%故の劇的

アウェイの千葉戦は2-2の引き分け。
2度リードされたのは課題ですが、それを跳ね返した戦いは見事！
直接対決は相手に勝ち点を与えないことも大事ですから、最後に追いつけたのは本当にナイスで、価値あるドローだったのではないでしょうか。

前半はお互いにペースが掴めそうで掴めず、流れが行ったり来たりしていたように思います。
その中でお互いに技術の高さからゴール。
千葉のゴールはアシストの谷澤が上手かったです、その前にも完璧に抜かれたシーンがあったので、彼程の選手を2度どフリーにしてはやられるのも仕方ないでしょう。
一方ヴェルディのゴールはセットプレーから。それまでずっと中後が蹴っていて、不意にキッカーを西に代えた時にファーサイド中後がフリーになっていて、「あそこまで流れろ～流れろ～」と念じていたら本当にそこにボールが来て、そして高精度ミドル！
コースも時間帯も素晴らしいゴールでした。

後半はややヴェルディペースだったでしょうか？
アレックスにボールが収まるシーンが多く、千葉を守勢に回すことに成功していました。
ただそれはそれで千葉にカウンターのチャンスを与えることにもなり、覚悟の上で攻めていたとは思いますが、85分に谷澤にやられてしまいました。

でも今日はそこからがこれまでと違いましたね！

残り短い時間の中でも、焦りではなく「何とかしてやる！」という気持ちがプレーから伝って来ましたし、実際に阿部が値千金の同点ゴール(^-^)/
阿部のマーカーは90分突破され続けたサイドの森が気になっていたように見えましたし、他のDFは"ジョーカー"刀根の動きに釣られていました。
そして勿論、一番はその僅かなスキを突いた阿部の瞬発力！
どこかが100%でなければ生まれなかったであろう、色んな要素が絡み合った素晴らしいゴールでした( ´ ▽ ` )ﾉ

今日は他の試合の成績も幸運で、引き分けでも順位は上がるみたいです。
それだけどこも厳しい中にいて、勝つのはそれだけ大変ということですね。
ヴェルディとしてはとにかく目の前の試合で100%を出し続けることでしょう。
次の山形戦でも、100%を出してくれることを期待します。

りゅーはーでした。