お疲れさまでした。
私のスタンスとして、ヴェルディの監督は勝利と育成を両立させなければならないと考えています。
理由はユースの存在で、これだけ費用をかけている(そして結果も出ている)以上、ユース
トップのルートをしっかり作り上げることは、ヴェルディの監督は他のクラブの監督よりも求められる立場であって。どちらが大事か
ではなく、どちらも大事だ
と欲張ってこその監督稼業だと思います。川勝さんの場合、2年間は上手く舵取りができていました。
結果的にJ1昇格はなりませんでしたが、与えられた選手層と下からの突き上げを、バランス良く
ミックスさせていたと思うのです。しかしながら、今年は結果を意識し過ぎる余り、勝利を求める方向に偏り過ぎていた印象です。
使える選手は13人発言、祐希の件、甲府戦での采配からのジョジマール契約解除、そして前節の平均年齢アップ……
大小上げればキリがない程、「あれ、今年に限ってどうしたの
」と思う言動が続きました。そして、勝利だけを考えた上で、勝てなくなれば、辞任という話になるのは止むを得ないでしょうね。
人柄は好きな方でしたが、監督はそれより大事な評価要素がいくつもありますから、決定は粛々と受け入れたいと思います。
後任は高橋コーチ。
何の因果か、今日見に行くことにしていた練習試合が、そのまま高橋さんの初陣
となりました。どうやら4-4-2の継続となりそうですが、メンバーは全く読めませんね……水曜日の紅白戦も、監督が代われば参考程度のものでしょうし。
ただ、最近勝てていないことからの脱却と、川勝さんとは違う「色」を出すことを狙うのであれば、中盤のあの選手は外れるのではないか
と見ています。まぁその辺もひっくるめて天皇杯の注目ポイント
が増えました。勝利と育成の両方で満足の行く、欲張りな結果を出してくれますように

りゅーはーでした。