北九州戦、守ってダメなら

あとは攻めるしかないっしょ！


今日は左SBにCB兼任の祥平、中盤は運べるけど守れないタイプの小池を外して西、そしてFWはストライカーのジミーではなく巻ということで、多分に守備を重視したスタメンだったと思います。
戦い方もとにかく前から追い回すスタイルで、北九州のポゼッション対策を最優先に考えたのでしょう。
その中で、時には裏を取られたりもしながらも、狙い通りの形を見せたのが20分すぎのカウンター。
フリーで持ち上がった晃誠が十分に引きつけてからラストパスを出し、左サイド2人余っていた内の1人だった飯尾がやはりフリーで受け取り、そしてシュートを


打てませんでした(Ｔ＿Ｔ)


正直に言えば、このシーンを持って「今日の戦術は失敗だなぁ」と感じました。
カウンター狙いにシフトした結果、狙いが完璧にハマった絶好機を作ったのに、そこでシュートが打てないようでは、今日の戦術はどうにもヴェルディに不向きだったということでしょう。
そうこうしている内に失点して、攻撃に回ることになりましたが、一度守備から入っていた分ギアが上がりませんでしたね。
途中出場のジミーや木島はゴールへの意欲を見せてくれましたが、他の選手は最後まで攻守共に「どうしたら良いか分からない」という感じで終わってしまいました。
特に取られた時のリスクマネジメントはホント酷かったな・・・ラインの高低や位置取りの巧拙ではなく、単純にバラバラだった。あれじゃどもならん。

そもそも、好調だった時はどんなサッカーをしてたかというと、相手の良さを消すのは二の次で、とにかく自分達の良さを出すという戦い方でした。
その結果が得点数1位、シュート数1位、ドリブル数1位というサッカーだった筈です。
今は疲労が溜まって身体が動かない時期なのは間違いないでしょうが、なればこそ余計に慣れないサッカーより慣れているサッカーの方が疲れないに違いありません。
苦しい状況の今だからこそ、積極的にドリブルを仕掛けシュートを狙って行く「ガンガン行こうぜ！」スタイルで戦っていただきたいものです。

りゅーはーでした。