ドッカンの「ド」

晃誠と中後が揃い踏みとなった富山戦。
個人的には彼らのミドルシュートがドッカンドッカン乱れ飛ぶ試合を期待していました。
しかしながら、結果は晃誠が2本、中後はゼロ
まぁチーム全体でシュート6本という試合で2本打っていれば上出来とも言えますが、正直もっともっとミドルシュートは増えて良いと考えています。

増えなかった理由はズバリ、ポストプレイヤーの巻でしょう。
まず、今回の空中戦の相手が福田俊介であったので、なかなか勝てなかったことが一つ。
（188cmの福田はフットボールラボにおける「ボール奪取ポイント」でJ2の2位。1位が広島に栄転した塩谷、3位が山口智ですから、ほぼ空中戦オンリーで彼らと互角のポイントを稼いでいる福田は、それだけ空中戦に強いことになります。）
もう一つは、勝った時でも、後方に戻すボールが少なかったことが原因だと思います。
巻の空中戦はDFラインの裏にボールをそらそうとする狙いが多く、実際、巻から晃誠or中後に戻ったボールはほとんどありませんでした。
裏狙いは確かに上手く行けばビッグチャンスに繋がりますが、ミドルシュートが得意なメンバー構成からはややズレているように感じますね

次は阿部が戻って巻のマークが薄くなり、またバヤリッツァ（染矢）は福田より「ボール奪取ポイント」で劣ります（それでも充分高いですけどネ）
巻のボールの落とし先はある程度自由になる筈ですから、そこではMFにボールを戻す意識も持って欲しいです。
富山戦ではドッカンの「ド」くらいで終わってしまったミドル攻撃ですが、京都戦ではドッカンドッカン放たれることを期待します

りゅーはーでした。