東京ヴェルディは、現時点でリーグ最多得点、最多シュート数、最多ドリブル数というタイトル
を持っています。
一方ジェフ千葉も、現時点でリーグ最少失点、先制時最多勝、最少警告数という堂々たる実績です。
よって、日曜日はJ2最強の矛vsJ2最強の盾という明確なテーマを持った対決となりました。
そして、矛と盾のどちらが強いか
となった時に、何をさておいてもまずは矛が盾を突かないことには始まりません。
つまりは矛の立場であるヴェルディが先に仕掛ける必要があるということです。
どうもヴェルディの選手達は自分達の強さに自信が持てていないというか、どこよりも点を取っているという事実に対する自覚が欠けているように見えます
前節の岐阜戦でも、特に前半同点に追いつかれてからは、無意味なパスをフラフラ
と回すだけで、そもそも勝負を仕掛けようとすらしませんでした。
4-1-4-1だからアンカーのいる中央が堅いのは分かるんです。分かるんですけど、だからといってブロックの外側だけを右往左往していても相手は崩れません。
事実、後半思い切って中を突いてみたら、案外と崩せたでしょう
崩せるだけの力はちゃんと持ってるんですよ、一番シュートを打って一番点を取ってるチームなのですから
岐阜の盾と千葉の盾の堅さの差は、結果が如実に示している為、ヴェルディの矛を持ってしても再びの大量得点は正直難しいでしょう
それでも、矛で突かないことには、盾の堅さに関係なく打ち破ることはできません。
堅そうだからと貫くのを躊躇するのではなく、自分達のここまでの得点数に自信を持って、まずは堂々と貫きに行って欲しいですね
りゅーはーでした。