ここ5試合負けなしで7得点1失点ながら、無得点によるスコアレスドローが3試合左右矢印3得点以上での勝利が2試合と、両極端な成績になっているヴェルディ。
先制点を取れば平繁を主軸としたカウンターが活きますが、取れないとキツいということでしょうか。
そしてそれ以前の3試合も含めて共通しているのは、アンカーを置いて中央の守備を厚くしているチームに苦戦ショック!しているということです。
熊本戦、愛媛戦の後半、大分戦、鳥取戦と、いずれも無得点に終わっています。
シュート数が少ないのも課題で、該当の3.5試合で30本打てていません。


要因としては前線に長身選手がいない点が挙げられます。
中央を固められたらサイドを突くのは当然の道理ですが、クロスを入れても中の高さが足りずに弾き返されてしまうということですね。
実際、今シーズンの9ゴールのうち、クロスからヘッドのパターンは北九州戦の菊岡右矢印平しかなく、あれにしてもギリギリで入った感じでした。
なのでヴェルディ対策としてアンカーシステムが嵌まるのだと思います。


一番簡単な対策は、中央にターゲット東京タワーとなりうる大きな選手を置くことでしょう。
一樹欠場中の今なら、候補は”秘密兵器2号 ”こと竹中です。
ものすごく通用する必要はなくて、クロスに対する空中戦で可能性(相手からしたら脅威)を見せるだけでも充分だと思います。
サイド攻撃を警戒させられれば、結果として中央も活きてくるのではないでしょうか。


次はサイド攻撃のスピード走る人を上げること。
相手が引いてセットする前にクロスを入れてしまえば、高さの不利はほぼなくなり、前述平のポジショニング勝負や、鳥栖戦での菊岡右矢印平繁のようなグラウンダーのクロスも有効となります。
ただ正直、こねずに簡単に入れるヴェルディはあまり想像できませんねえへへ…


最後はそれでも中央をぶち破ること。
かなりの苦難が予想される道ですが、今年これまでのプレーと言動を見るにつけ、わりと本気でこれを狙っているのではないでしょうか。
もっとも、達成するにはまずは「射程距離ロケット」を伸ばす必要があると思います。
相手がある程度サイドを捨てることができて、その上ミドルシュートも警戒しなくて良いのでは、さすがに崩すのは無理がありますからね。
ボランチやトップ下もパンチ力のある所を見せつけて、ようやくスタートラインだと思います。
その点では菊岡や河野では少し迫力不足ですね……あせる
祐希がまた中央に戻って来られれば良いのですけど。


他にもセットプレイなんかもありますが、それはアンカー関係ないのでぼー


いずれにしても、最近のヴェルディの失点数を考えれば、毎回大爆発ドンッを起こす必要はありません。
90分で出来れば2点、場合によっては1点でも勝てるだけの守備力になって来たと思っています。
ということで、焦らずじっくり、でもプレーはスピーディに、アンカーシステムを打ち破っていただきたいものですかお


りゅーはーでした。