バウルと健介

今年ここまでのヴェルディで、全試合フル出場（540分出場）を果たしているのがこの2人です。

バウルはちょくちょく練習を離脱していたので正直意外でしたが、上手い具合に試合に間に合わせるあたり、さすがはベテランかつ「超人」ですね。
多少急仕上げに思われた愛媛戦こそ、股抜きされたりなど少々不安定でしたが、その後は体調と共に内容もアップ
前節北九州戦なんかは、「1人減った中盤も俺が守っとくわ」と言わんばかりに、縦横無尽に駆け回っておりました。
今シーズンのヴェルディ第一号ゴールも上げていますし、相変わらず頼りになる存在です。
今後も離脱なしでお願いします

健介はすっかり安定勢力。
攻守共にバランスの取れた、優秀なSBに成長したと思います。
昨年度もイエロー累積の1試合を除き全試合に出場と、ケガに強い点もGoodです。
欲を言えば、もうちょっとロングボールを減らして欲しいですね。
北九州戦1点目のサイドチェンジなど、狙ってのフィードはである一方で、プレスに追い込まれて仕方なく、というボールも多い印象です。
リスク管理から仕方ない面もあるとはいえ、そこを我慢して繋ぐ勇気もヴェルディには必要かなと思います。
ボランチとのパス交換を増やしつつ、ズバッと一発のナイスフィードも忘れずに、上手に蹴り分けていただきたいものです。

あとは前線にも「軸」となる選手が出てきて欲しいですね。
もう既にフル出場はかないませんし、その時々で好調な選手を使うのも良いことではあるものの、あまり猫の目布陣になってしまうのもね
個人的には、その「軸」が平繁になるのが最高ですけども。
あくまで競争で切磋琢磨しつつ、全体に上がって行って欲しいものです。

りゅーはーでした。