カターレ富山の契約満了選手および引退選手が発表されました。
>契約満了選手のお知らせ
<
>現役引退選手のお知らせ
<
合わせて実に14名
いやはや思い切りましたなこれは。
こうなると加入する選手達も気になる所ですが、今日の所は発表された選手達について。
まずは契約満了選手から順に私見を述べたいと思います。
金明輝はカターレに来る前からJリーグ経験のあったCB。
高さで良い所を見せてくれました。
スピードには陰りが見えて来ましたから、富山と同等か少しランクを下げての移籍先を模索することになりそうです。
川崎は左サイドMFとボランチを兼任。
左利きが多くないカターレでは、重宝されていた選手でした。
コネクションがあるというか、人とのつながりを大事にする選手ですから、そう困ることはない、かな
ヒデこと石田は、JFLからずっとエースを張って来た選手でした。
フィジカルが弱いのでJでは苦戦していますが、フリーになる動き出しの質などはなかなかのものです。
スーパーサブとして拾われる可能性は高いと思います。
姜鉉守はセットプレーが武器の中盤。
90分動けないのが難点ではありますが、武器も明確なものを持っていますから、長所をアピールして次を見つけていただきたいものです
桜井は大卒2年目とまだ若いFW。
左足でのシュート力が魅力で、スピードも183cmの割には持っている選手です。
どうも競り合いが苦手というか淡白な面があるので、ビシバシ鍛える監督さんの元に付けば、一皮剝けるのではと思っています。
……ふむ、心当たりがあるような気がしますね
橋田は「持ってない」系のGK。
カズに最年長ゴールを決められた選手です
ただ能力的にはとりたてて弱点のない、悪くないGKだと思っています。
GKは何が拍子で化けるか分かりませんから、良い出会いが待っていますように(-人-)
続いて引退する選手達です。
何はともあれまずはお疲れさまでした
カターレをJまで押し上げ、礎を築いてくださったことは、ずっと忘れません。
では個人別に。
中川はYKKカターレと長く守護神を勤めた一流GK。
特に昨年は最多セーブ数の可能性すらあった程の、大活躍を見せてくれました
なので戦力として痛手ですが、仕方ありませんね。
決して恵まれてはいなかった体格を、飛び出しのタイミングなどで補って来た選手ですから、その技術を後進に伝えてくれたら良いな、と思っています。
長山はアローズ組のボランチ。
ボランチは一気に薄くなるので、28歳の彼には「もう一頑張りして欲しいなぁ」という思いもありますが、まぁ無理強いはできませんか。
お疲れさまでした。
濱野はずっとカターレのキャプテンだったCB。
ライバル同士のYKKAPとアローズがくっつくという、いわば「呉越同舟」だったチームを、上手く纏めてくれていました。
人気があり、キャプテンシーがあり、そして男前。
是非ともクラブスタッフに残っていただきたい人材であります
マコこと渡辺は長山と同じくボランチ。
記念すべきカターレ富山のJ初ゴールを決めた選手でもあります。
技術的にJで通用している選手の一人と思っていたので、抜けられるのは痛いですねぇ。
上園はずっとカターレの10番だった選手です。
テクニックは充分でしたが、全体を通してケガがちだった印象です
来年30歳、引退は仕方ないところでしょうか。
長谷川もケガに泣かされた一人。
JFLでとはいえ通算100ゴールを突破している選手なのですから、通用しないハズはなかったのですが。
無念ですね
野嶋は「あれ、そんな歳行ってたん」と思った選手です。
それだけプレーが若々しかったということでもあります。
富山出身ですから、スタッフとして残ってくれると良いですね。
中田洋平は左サイドと左SBを両方こなしたレフティ。
JFLでのどの試合だったかなぁ、FKでサイドネットをぶち破ったのが私の中でのハイライトですね
(五福だった気がするからジェフリザ戦かな)
まだやれる気もしますが、決断は尊重しなければならないでしょう。
最後にもう一度書きます。
皆様本当にお疲れ様でした。
ほとんどの選手が、カターレ創立前から前身のクラブでプレーして来た選手達。
彼らが歴史を作ってくれたからこそ、今の「J2」カターレ富山があるのです。
それはとても素晴らしいことだと思います
また途中で入って来た選手達も、物語を紡いで来た一員であることに変わりはありません。
サッカー選手としてカターレに関わることは、これでおそらく終わりだとは思いますが、サッカークラブに携わる方法は他にも様々とあります。
今後とも是非、良い絆を築いて行っていただきたいものです
りゅーはーでした。