立ち上がりはスペイン。
いつも通りのポゼッションをベースに、セルヒオ・ラモスの突破やセットプレーでチャンスを作ります。
自陣のすごいところでパスミスしてカイトのミドルを許すなど、やはりプレッシャーはあるみたいでしたが、初決勝でも自分達の形をやれるのはすごいと思います。
一方オランダは押される展開で、特にプレーが荒いのが気になりましたね。
30分頃のハイキックなんて、レッドカードの方がふさわしい位でしたが……
ただ、ブラジル戦でも似たような劣勢から後半で勝利を掴んでいて、また今日も途中からかなり押し返していたので、元々スロースターターなのかも知れませんね。
いずれにしても前半は0-0で終了。
初優勝の行方は後半に持ち越されます。
後半まずはオランダに大チャンスが。
1本のパスでロッベンが抜け出してGKと1対1、落ち着いて重心の逆をつくも、カシージャスが右足1本でセーブ
対するスペインも、ヘススナバスのクロスがファーまで流れて大チャンスも、今度はステケレンブルフが好セーブ
お互いにキーパーが技術の高さを見せ合う格好となりました。
その後はスペインが押し込み、オランダがロッベン&エリアのスピードでカウンターを狙う展開に。
もっとも、どちらも形を作るだけで、枠内シュートはなし。
結局さしたるチャンスもないまま後半も終了
W杯決勝戦はスコアレスでの延長となります。
延長は完全にスペインのペース。
セスクが抜け出すもステケレンブルフが左足1本でセーブ。
ヘススナバスのシュートはDFに当たって入ったかと思いきやサイドネット
セスクがするするっと持ち上がりシュートも枠外。
その後もスペインはパスワークが冴え、オランダはCKからのヘッド(枠外)以外は防戦一方という感じになります。
そしてそして遂に、116分、イニエスタがゴール
クリアしたDFが倒れてラインが崩れたギャップを上手くついて、ファーサイドから切れ込んで決めましたね。
ということで、ワールドカップ歴代8ヶ国目の世界王者はスペインとなりました。
おめでとうございます
結局1-0で勝ったのは何回目なんでしょうか
華麗なパスワークが取り沙汰されるチームですけど、ゲームをコントロールして失点を少なくしたからこその戴冠だと思います。
仮に日本がスペインを追従するとして(協会に好きな人がいるみたいですし)、攻撃ばかりでなく守備の部分も分析していただきたいものです。
りゅーはーでした。