東京ヴェルディホールディングス株式会社からのお知らせ
簡単に言うと、「東京ヴェルディ1969(株)とヴェルディホールディングス(VHD)の両方で取締役を置いていても勿体ないよね得意げ」ということで決まった人事のようですね。
方針の違いや分裂によるものではないようなのでまずは安心しました。


で、文中にある『取締役会非設置会社』。
なんじゃらほいはてなマークと思って調べてみたところ、どうも最近になってできた新会社法による新制度のようで。
取締役会がある会社に比べて、1業務執行に関する取締役の権限が強くなる、2中間配当や株式の発行が厳しくなる、という特色があるようです。


配当についてはまだ出るような状況ではないので保留して、1について考えてみると。
個人の権限が強くなること自体は、そもそも取締役会がなくなるのですから当然でしょう。
会議というステップを一つ飛ばせることで、費用が削減され、また意思決定をスピーディにできるメリットニコニコが生まれるようにも思います。
ただし、個人の権限が強くなることが、そのままデメリットドクロにつながることも有り得そうです。
実際、「大事なことは東京ヴェルディ1969(株)で決めるから、VHDでは取締役会は必要ない」という考え方ができること自体、その後のVHDの形骸化を予感させている気がしないでもなく。
東京ヴェルディ1969(株)とVHDは、蜜月の関係ではありますが、あくまで「」であり「」ではありませんから、いわゆる”独裁”状態にならないように、周囲が目目を配る必要もありそうですね。


もっとも、その辺の善し悪しに関しては、専門家のオーセンスさんもいますから、キチンと検討された上での決定であることでしょう。
言葉も知らなかったような人間があまりギャーギャー騒いでも仕方ないので、プロフェッショナルにお任せしたいと思います。
後はネクシィーズさんが入ってどういう体制になるか、ですね。
スムーズに決まって、早く選手が集中できる状況になってくれますように(-人-)


りゅーはーでした。おしまい