最後に服部が「ヴェルディ初ゴール」を決めて勝利となれば、最高の2009フィナーレとなったのですが、現実はそこまで甘くはありませんでしたね(^_^;)
ま、だからこそサッカーは面白いのですけれど。


先制点は平のポストから。
レアンドロが前向きでボールを受けると、大きなサイドチェンジ。
逆サイドフリーで走り込んでいた源気が、ダイレクトで中に折り返し、最後は平がダイビングヘッド!
縦横無尽にボールを大きく動かした、ダイナミックなゴールでした。

追加点は高い位置でプレスをかけてのショートカウンター。
源気が左SBからボールを奪い、レアンドロに渡すと、レアンドロが個人技で縦に突破。
マイナスのパスに晃誠が潰れると、中に絞っていた源気がPA内でフリーに。
左足でコースを狙い、見事サイドネットに突き刺してくれました。

振り返ると、どちらのゴールも、最初に起点となった選手がフィニッシュも決めています。
パス&ゴーがしっかり浸透しているからこその結果で、松田さんの指導力の高さが窺える2ゴールだったのではないでしょうか。

後半に入ると、札幌が攻勢を強めます。
「ずっと札幌のターン!」みたいな状態でしたが、ただヴェルディも球際で体を張れていたので、攻められながらも崩れてはいなかったように思います。
時には鋭いカウンターを見せていましたし、まぁそれが決まらないのが何とも残念ではあったものの、リードしているチームの戦い方としてはまずまず及第点だったのではないでしょうか。

それだけにCKで2失点ってのが勿体なかったですorz

特に2点めは、ファーで2人どフリーになっていたので、大きな課題となったように思います。
時間帯も悪かったですし、不満の残る一撃でした。
勝ち切る為に最後をどう守るかを、今オフの課題の一つにしていただきたいものです。

りゅーはーでした。