序盤は両者雨に苦しんでいる感じでした。
あと疲労で身体が重いということもあったかもしれません。
その中で先制点は、1戦目で負けている名古屋。27分。
小川のドリブルに対し、川崎がプレッシャーをかけられず、ズルズル後退
そのままミドルが豪快にズドン
このちょっと前から川崎はラインが引き過ぎていた感じでした。
その方がカウンターは活きますし、前線の破壊力や1戦目結果から考えるとまぁ有り得ない選択肢ではなかったですが、中盤が間延びしていたのが仇となりましたね。
2点目も名古屋。34分。
遠いFKでしたが、ファーから巻いてくるボールに川島が出ることが出来ず、吉田が合わせてゴール
これは三都主のキックが素晴らしい精度でした。お見事
しかし川崎もすぐに反撃。38分。
レナチーニョがドリブルで前進してからジュニーニョにパス。
PA内で待ちかまえていたジュニーニョが、右にちょんと流してからシュート、これがニアに突き刺さってゴール
ブラジル人選手はこういうトラップが上手い気がします。
足元に収めるのではなく、次のプレーがしやすい位置に置くボール捌きは、ヴェルディの選手達にも取得してほしい技術ですね
そのまま前半は2-1で終了。
この時点でスコアは全くのイーブンに。
後半は両者ギアを上げた感じでした。
その中で名古屋が、CH(センターハーフ)の2人を同時に交代するという”奇策”に出ましたね。
ここがターニングポイントだったと思います。
正直個人的には、三都主が好調に見えたので「」な交代だったのですが、成果が終了間際に出ます。
川崎は前線は元気だったものの中盤守備が衰え始め、対してCHを活性化した名古屋が中盤を制し始めた、そんな87分。
右サイドから田中隼がクロスを入れ、中でケネディが潰れ、ファーのマギヌンがフリーでシュート。
これは川島が好反応で防ぎますが、さすがに弾く方向まではコントロールできず、ボールがケネディの足元に。
ほぼ100%決まる状況ではありましたが、それでも慌てることなく押しこみ、ゴール
中→外→中とつながった、見事なゴールでした。
その後は川崎も反撃を試みますが、バヤリッツァも加わった名古屋の壁を崩すことは出来ず。
結局試合は3-1で終了し、名古屋がベスト4に進出しました。
おめでとうございます
名古屋には、日本勢で唯一残ったチームとして、あと二段頑張っていただきたいものです。
一方の川崎は、前線の意識がちょっと攻撃に偏りすぎたかなぁと思います。
もうちょっと守備もしないことには、憲剛が守備に忙殺される分、逆に攻撃力が落ちてしまう感じがしました。
まだ国内三冠が残っているとはいえ、ちょっと尾を引きそうな感じの負け方かも
……ファンサカはともかく、totoでは逆張りしてみようかしら
いずれにしても、上位同士の拮抗した試合は面白いですね。
ヴェルディも今は下ですけど、いつかはそういう戦いが出来るところまで登って行きたいものです。
りゅーはーでした。