昨日は試合に行ってて書く暇がなかったので、今日まとめて書きます。
再出発Verdyのまず(中)編は、ヴェルディ持ち株会社が承認されるまでの経緯と、これからの課題について。
文中に「保守的に堅めの予算」とあるのですが、それでもスポンサー収入5億4000万以上がノルマとなるのですから、クラブ運営というのは本当に大変なのですね。
その中で、育成や普及活動に力を入れていくこと、その為に読売クラブOBなども起爆剤として投入することなどが書いてありました。
一方で課題も。
特に選手の放出による成績不振やスポンサー離れについて危惧が大きいようで、一例として岐阜が挙げられています。
身の丈経営は今後のヴェルディの基本となるでしょうが、あまりの緊縮を繰り返すようでは、それはそれで希望が見えなくなります。
日テレの無秩序型経営とは別の意味での負のスパイラルに陥らないように、資金と育成の循環
は機能させて行かなければならないと思います。
続いて(下)編は、ヴェルディに限らないJ全体のスポンサー動向について。
08年度はJ1J2共に広告料収入が前年度割れで、特にJ1は1ステージ制移行初の減少となったことなどが書いてあります。
私が特に気になったのが、『隠れスポンサー』について。
有名なのは大分の「マルハン」ですね。
何年も実質胸スポンサー以上の支援(記事によると5年で13億)を続けながら、結局最後まで表舞台に立つことが出来ず、今年度で撤退となりました。
他では記事内の福岡「大都技研」や、記事にはないですが熊本の「高橋酒造」など、大口スポンサーにも関わらず裏方に回っている会社はいくつも存在しています。
まぁ子供も目にすることですから、自粛という名の”フィルター”が必要であることは分かります。
でも一方で、個人的には”地域密着”であればある程度OKだと思っていることもあるので、例えばキリンと高橋酒造をどう区別しているのなどという疑問は感じる所です。
それこそ熊本の「旨い酒」なんてのは、地域色がすごく出てて良い感じなんですけどねぇ…
とにかく、現時点で「今のJリーグに、かつての熱狂はない(記事より引用)」のならば、新しい方向に向かう必要はあるでしょう。
特に今後のヴェルディとの関連性がありそうな所としては、地域との交流がスムーズになる方式になってくれることを期待します
りゅーはーでした。