非常に良いサッカーでした。
もっとも、このサッカーを90分保たせるには、プラスアルファが必要でしょうね。
前半は完全に富山のペースでした。
鋭い出足と連動したプレスで、鳥栖のゴールどころかシュートまでほぼ完封
唯一のシュートシーンも、雑な横パスを攫われるという、自分たちのミスによるもの。
その他の場面は満点の前半だったと思います。
しかし後半はさすがに足が止まりました。
そして71分に柳沢クロスから島田のヘッドで失点。
島田の2列目からの飛び出しに対処出来なかったこと自体は、PAに4人も5人も入れて来た鳥栖を褒めるべきだと思いますが、クロスの出し手である柳沢に誰も行けなかったのは、足が止まったことが要因だと思います。
その後も疲れた体にムチ打って走りはしたものの、同点劇を演出できるだけのパワーを作り出すことは出来ず。
ラストプレーの足助のミドルは、フリーだったのでちょっと「おっ」と思いましたが、それもブロックに合い、全体に失速しながらの完封負けとなってしまいました
ただ、先制すると強い富山にとって、このサッカーは合うと思うのです。
実際問題、好調だった頃も、今日みたいにプレスが効果的だった試合が多かったですしね。
あとはこれをいかに90分保たせるかだと思います。
単純にスタミナを強化することは勿論必要ですが、それは人体の限界に挑戦することにもなりそう
それよりは、休憩する時間を上手く作れるようになった方が良いでしょうね。
特にマイボールになった時に、上手く速攻と遅攻を使い分けられるようになると、また一段レベルアップできるのだと思います。
方向性自体は何の問題もないと思いますから、今後も同路線で頑張っていただきたいものです。
りゅーはーでした。