明日はJ2第19節、お相手はセレッソ大阪です。
大阪はここまで13勝3分け2敗の2位。
失点の18はヴェルディと似たようなものですが、得点の38では圧倒されています
というかリーグ1位です。
明日はその攻撃をどうやって止めるかが焦点となるでしょう。
【予想布陣】
____小松____
__柿谷___乾___
石神______酒本
__黒木_マルチネス__
_羽田_藤本_前田_
_____金_____
香川は現在代表召集中。
カイオとチアゴも負傷で出場は難しい情勢のようです。
(何やらマルチネスまで微妙らしいですが、こちらは間に合うという前提でいた方が良いと思います)
なお、柿谷の先発が報道されています
。
カイオと香川がいない中で攻撃を引っ張るのは乾でしょう。
一番「香川がいないから勝てなかった」と言われたくないのは彼で、よって相当気合が入っていると考えられます。
事実、どちらかというとチャンスメイクやアシストの目立っていた選手ですが、17節では1試合で4ゴールを挙げるなど、得点能力にも磨きがかかってきました。
高い技術を持っている選手ですから、安易に奪いに行ってアッサリ交わされるのではなく、粘り強く守って欲しいと思います。
もう一人注目なのは黒木です。
前回対戦時にはいなかった選手ですが、展開力に優れ、マルチネスがいない中でも上手に攻撃を回していました。
マルチネス共々ボランチの選手ですから、さすがに彼らにまでがっちりマークとは行けないものの、かといって自由にタクトを振るわせるのも自殺行為です
ヴェルディのFWや2列目の選手が、彼ら2人にどこまでプレッシャーをかけられるかが、ポイントになるでしょう。
セレッソの守備に関しては、基本的にセーフティです。
攻撃で相手を押さえ込むことで、人数をかけた攻めということ自体をさせませんから、セレッソにとって怖いのはカウンターで。
その芽を摘むという意味で、最初の一拍が重要な要素になってきます。
ディレイで一拍遅らせれば、中央は高い選手が揃っていてなかなか失点はしない訳で、セレッソはそういう守備をしてくると思います。
ヴェルディとしては、「一拍遅らせる」ということをさせないようにしたいですね。
例えばスローインやセットプレー等で、どうもゆっくり時間をかけてリスタートする傾向がありますが、それは相手に塩(準備する時間)を送るようなものです
人数が揃っている状態のセレッソを攻撃しようにも、高さで林1人では苦しいですし、大黒の裏抜けも当然警戒されています。
そうやってモタモタしている内に、危ない位置で奪われてのカウンターというのが、最悪のパターンです。
素早いリスタート、特にスローインでは見送らずにそのまま攻撃を続けるような、勢いのある攻撃を期待したいと思います。
理想は鳥栖戦1点目のような形ですね。
相手にディレイをかけさせる暇を与えることなく、一気呵成の攻撃で押し切るのが、最良ではないでしょうか。
10人で出来たのですから、11人で出来ないという道理はないと思うのですけれど
セレッソは主力に欠場が目立ちますが、香川抜きとなったここ2試合でも6ゴールと、勢いは衰えていません。
また、ホームの長居スタジアムでは10戦して9勝1分け(26得点7失点)という圧倒的な成績を残しています。
正直言って、苦戦は免れないでしょう
しかし苦戦と敗戦は違います。
90分真面目に戦えば、どこかしらにチャンスが生まれるのがサッカーだと思います。
そこでの「タラレバ」を逃さないようにしていただきたいものです。
チャンスでチャレンジすらしないのは勘弁な