昨日の試合後、ゴール裏で一悶着ありました。
勝ちはしたものの内容に不満があったということで、ゴール裏中心部からブーイング。
(その前にトラメガで何か話されていたので、聞き取れませんでしたが「勝ったけどあえてブーイングしよう」ということだったのでしょう)
それに富澤と義成が反発。
その反発を見たゴール裏中心部がさらに反発。
どちらもヒートアップし、ヒーローインタビューが中止になるくらいの険悪な雰囲気となりました。
その後、ブーイングに異を唱えた人達(仮に「一般客」とします。私含む)に、団体の方からブーイングに至った説明があり、また軽い討論会が行われました。
さらにその後、河村副キャプテンとコールリーダーの方が直に対談を行ったことで、とりあえずは収まったように思います。


ここまでが大まかな流れで。
ここからは私見です。


まず、「勝ったのにブーイング」の是非に関しては、私は『非』です。
ブーイングは”NO”を示す為の最上級の手段であり、どんな内容であれ、勝った選手達に行うべき行為ではないと思っています。
ただ、私が『非』だからといって、即「だから団体の行動は間違っていた」と主張する気は毛頭なくて。
考え方は人それぞれ、「勝ったのにブーイング」をしたい人はしたら良いと思います。
私は参加しない、それだけです。


むしろ、今回の騒動で大事なのは、その後の対応だったと思っています。
そしてそこは評価できるものでした。
特に一番良かったのは、団体の方が責任を取ったことです。
一般客の異論を聞き入れ、(直前にケンカしたばかりの)選手の元へ説明に向かい、場を収めました。
どちらもしんどい作業だったでしょうが、逃げずに行いました。
意外と出来そうで出来ないことだと思います。
これが例えば「ブーイングしたいからやった。異論?不和?
知ったこっちゃねーよ」だったら、私はゴール裏から離れていたかも知れません。
「一般客はあんたらの拡声器じゃないぞ」ってね。
しかしそうではなく、最後まで責任を持って行動してくれました。


ゴール裏には色んな人が集まっていて、当然考え方も十人十色です。
その様々な意見を取りまとめて一つの結論(行動)を導き出すことは容易ではなく、今後も時には出した結論に異論が出ることもあるでしょう。
(というか、異論の全く出ない集合体なんて、正直怖くて混ざりたくないです)
しかし、今回のように、やり逃げではなく最後まで責任を持つ団体さんが中心にいるのであれば、ゴール裏はきっと良くなって行くと思います。
大変だとは思いますが、今後とも頑張ってくださいね!


以上、説明にいらっしゃった方の2段上にいたおっさんサポでした。