明日はJ1第31節、お相手はヴィッセル神戸です。
神戸はここまで11勝10分け9敗で9位。
得点はウチより1点少ないですが、リーグ3位の失点数(31)が光ります
余計な失点は敗戦の元。
「一点に集中」して、厳しい戦いを制して欲しいと思います。
【予想布陣】
__レアンドロ__吉田__
_大久保___ボッティ_
__松岡___金___
内山_河本_北本_石櫃
_____榎本_____
中盤の”ダイナモ”田中が出場停止。
代わりは松岡でしょう。
負傷者も古賀をはじめ何人かいますが、スタメンに影響のある選手は少ないです。
最近は絶好調ですから、大きく変えてくることはないと思います。
で、いつもはここから私なりの展望を書くのですけれど。
今日はその前に、一つ前提条件があります。
天皇杯4回戦、(後半はまだしも)前半に圧倒されたのは、「広島から見て左サイドの1.5列目≒ヴェルディから見て富澤と健介の少し前」に対するケアが全く出来ていなかったからだと思っています。
個々の能力がどうとか連携がどうとか言う前に、単純に数が足りていませんでした。
(富澤、健介、(福西)vs寿人、柏木、服部公、槙野という図式)
松田監督が天皇杯を分析したのなら、というか当然しているでしょうから、まずはそこを攻めて来ると思います。
自分たちの強い所(大久保)が、相手が1週前に見せた弱い所と被っていて、しかもそれを放置したまま攻略させてくれるなら、これほど楽なことはないのですから
よって、この弱点を克服していることが、神戸戦に関する最低条件です。
もし天皇杯と同じ弱点を抱えたまま神戸戦を迎えることになった場合は、確実に負けます。
多分前半だけで3点くらい取られます。
ま、プロなんですから当然克服してますよね
さて、展望に戻ります。
大久保サイドだけで崩しきれないとなった場合、神戸は2列目以降も攻撃に参加してくるでしょう。
田中英が出場停止ですから、中央での運動量より、サイド(SB)の活力を使ってくると思います。
(まぁ元々サイドの攻撃も分厚いですしね)
ヴェルディとしては、サイドでの数的不利はできるだけ避けたいところです。
そうなると大事なのは、広山と晃誠の守備力です。
かなりきつい上下動になりそうですが、頑張って欲しいですね
一方守備の方は、ここ4試合で3完封1失点と、抜群の安定感を誇っています。
大量点は望むべくもなく、またチャンスをミスで空費しているようでも苦しいと思います。
ただ、使われるタイプの田中英から配球タイプの松岡に代わったことで、いつも以上にSBがボールを運ぶ機会が増えると考えられます。
ということは、いつもよりサイドにはスペースが生まれるということにもなります。
カウンターではサイドを経由すると活路が見出せるのではないでしょうか。
例え一発で上手くいかなくても、SBを後ろに張り付かせることに成功すれば、互角以上に試合が運べると思います。
あとは『俺が俺がの精神で』
よろしく
大宮も磐田も勝ちましたから、お尻に火がついたことは間違いないです。
ただ一方で、Jリーグは上位と下位の差が小さく、上手く闘えば下克上は可能だということも、彼らは示してくれたとも言えます。
浦和以外は全て波乱で終わった土曜日。
日曜組の我々もそのビッグウェーブに乗っかりたいものですな