※記事に先駆けて※
今日のエントリーは、応援に関することです。
そして、応援団体の方々に苦言を呈する内容になっています。
正直、読んで気分の良くなるものではありません。
まったりブログ巡りを楽しもうと思っている方には、オススメできません。
それでも読みたいと思った方だけ、どうぞお進み下さいませ。
(本当は「続きを読む」形式にすればいいんでしょうけど・・・やり方が分かりませんでしたorz)
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何のために応援していますか?
試合前の大野へのブーイングはなぜですか?
やる気を起こさせるためのものですか?
それならその大野が惜しいシュートを放っても無反応なのはなぜですか?
ムチは打つけどアメはあげないって、それはちょっとあんまりではないですか?
確かに、シュートを打っただけで褒めるのは、甘やかしすぎかもしれませんが・・・
例えばフッキがシュートを打ったらコールするんですよね。
でも大野にはしない。その差が良く分からないです。
ゴールするまで認めない、そんな鼓舞の方法もアリでしょう。
でもそれならそれで末端まできちんと伝えて下さい。
真ん中だけで勝手に遂行しないで下さい。
あなた達のコールについて行く人間がたくさんいることを忘れないで下さい。
また、その類の話は、大野に限ったことではありません。
義成が強烈なシュートをセーブしても無反応。
泰成がCKを獲得しても無反応。
そのCKの時も、チャントは変更せずただ続けるだけ。
(あぁ、たまに「オイ!オイ!オイオイオイお~~」になりましたか。たまにね。)
逆にあちらのセットプレーでピンチになった時も、義成コールもなければチームコールもなし。
試合、ちゃんと見えていますか?
フッキしか見えていないのと違いますか?
また、それならそれで、フッキが退場したシーンが逆にビックリです。
淡々と、延々と、「カモンヴェルディ」を続けるだけ。
(一応チームコールはありましたが、お世辞にも素早い反応とは言えなかったです。本当にフッキ退場に対するリアクションだったのかどうか疑わしいほどに。)
あれでどれだけの気持ちが選手に伝わるというのか。
私には疑問でした。
あれで気持ちが伝わると思っているなら、ちょっと問題です。
伝える気がないなら大問題です。
フッキ退場後の応援が、ある程度個人を無視する応援になってしまったのは、状況が状況だっただけに仕方ないと思います。
(バウルが倒れていてもコールしなかったのは、チームを勝たせることを優先したからですよね?バウルが嫌いだからではないですよね?)
でもそれは、それまでの応援が戦況を無視したものだったことに対する説明にはなりません。
件のフッキ退場シーンにしても、(私は嫌いですが)審判へブーイングするなり、即チャントを打ち切ってチームコールするなり、取れるアクションはいっぱいありました。
しかし何もなかった。あったにしても反応が遅かった。
それが残念でなりません。
サポーターをまとめる存在として、10人になった選手達を鼓舞するための、何かしらの意思表示をして欲しかったですね。
90分常に声を出して後押しする。
それ自体は素晴らしい目標だと思います。
しかし、もしそれが、人の心が入ってないものだとしたらどうでしょうか。
「気持ちを伝えること」よりも、「声を出すこと」が優先されているとしたらどうでしょうか。
目の前で起きた出来事に反応せず、ただ何種類かの応援をくりかえすだけ。
そんな、ラジカセのランダムリピートのような応援が、はたして選手の活力につながるのでしょうか。
「応援すること」よりも「応援歌を歌うこと」が目的になってはいないでしょうか?
今の応援が既にそうなっているとは思っていません。
しかしそうなる危険性は秘めていると思います。
私は、立って応援するゾーンの、一番メイン側にいることが多いです。
たまに「なんで今のプレーにコールしないの?」とか「なんでそのチャントを続けるの?」なんて思って、左を見ることがあります。
首を傾げている人がいます。
バッテン印を出している人がいます。
タスキの中の人以外、ほぼ全員が黙っているシーンを見たこともあります。
私とタスキの狭間にいる人達は、声を出して選手を後押ししたいからそこに来る、という人が多いと思います。
その人達ですら、時には応援を止めてしまう。
それだけ戦況と応援が乖離しているからだと思うのです。
以前にも似たような記事を書きました(※
)。
その時も書きましたが、全試合どんな遠方にでも駆けつけ応援する団体の皆さんは、本当にすごいです。
だからこそ、もっとすごい応援ができると期待するのです。
私の何倍何十倍とヴェルディを応援してきた人たちなんですもの、きっともっとすごい応援ができるはずです。
だから、もう一度考えてみて欲しいと思います。