明日はJ2第31節、お相手はアビスパ福岡です。
福岡はここまで13勝4分け10敗で5位。
ヴェルディより勝ち点で4つ下ですが、すでに第3クールの休みを消化しているため、実質は1ゲーム差圏内。
負けられない一戦だと思います。
ただ、得点46(リーグ4位)、失点30(同3位)ともに優秀で、得失点差+16はヴェルディを上回ります。
アウェーでもあり、非常に厳しいゲームとなることでしょう。


<予想スタメン>
_____リンコン____
_____アレックス____
久永_______田中
__久藤_柳楽_山形恭_
_チェッコリ_宮本_山形辰_
_____神山_____


前節になって突然3-6-1の布陣を敷いてきました。
報道によると対ヴェルディ用の新布陣だったようですし、それで前節は前半で5-0!という大成功を収めたわけですから、明日も同様の布陣を敷いて来ると思われます。
しかし、扇の要である布部がまさかの退場劇。
代役が誰になるのかは微妙なところです。
前節の交代を信じて柳楽を入れてみましたが…果たしてどうなりますやら。
(バランス的には柳楽ではなく長野を入れての4-5-1の方が良い気がします^^;)


攻撃について。
4バックが3バックとなり、SBが最終ラインに吸収された形となりましたが、元々SBの上がりを期待する攻撃手段はとっていませんでしたから、特に変更はないでしょう。
中心となるのはやはり外国人勢で、リンコンのポストとアレックスの縦横無尽ぶりには注意が必要でしょう。
特にアレックスは、前節わずか34分でハットトリック。
過去にも2戦3ゴールや5戦4ゴールなどの「固め打ち」をしている選手だけに、波に乗った状態で来られるのは正直しんどいですガーン
動き回るアレックスをボランチが追いかけなきゃいけないのは当然なのですが、かといってバイタルエリアを留守には出来ず。
カバーリングに高い意識を持って守っていただきたいと思います。


守備については、中盤を厚くすることで、そもそも「ボールを持たせない」ことに重きを置いた戦いをしてくるのではないでしょうか。
しかし、前節草津戦では、後半捨て身で来られたとはいえ15本ものシュートを打たれています。
5点を奪った攻撃に比べると、どうもあまり上手く行っているようには…
また、船越を相手にする割に最終ラインには高さが足りず(チェッコリ178cmが最長身)、GK神山も飛び出しが武器というわけではありませんから、こちらとしては非常に有効な狙い所。
フッキがいない中で、無理に平面の勝負を挑む必要はありません。
縦ポン上等、積極的に船越を軸とした空中戦を仕掛けるべきだと思います。
……やはりバランス的には柳楽ではなく長(ry


どうにも打ち合いになりそうなこの一戦。
しかしながら、そういう時にこそ、守備をおろそかにしないチームに勝利の女神は微笑むのではないでしょうか。
攻撃におけるフッキの穴を埋めるのは並大抵のことではできませんが、かといってそこに注力しすぎて、結果埋めた穴より大きな穴をこしらえていては本末転倒です。
まずはリードを奪われないことです。
そうすれば、向こうは慣れない布陣で徐々にバランスを失っていく可能性がありますし、福岡の”全30失点中、後半の失点が19”というデータも後押ししてくれるのではないでしょうか。
7連敗のきっかけとなってしまった博多の森で、是非リベンジと行きたいものですね!