いい意味で。


そんな3バックのお話。


3バックになってから11試合。
失点率0.72という抜群の安定感を見せてくれています。
(※4バックの失点率は1.8で倍以上)
しかも、ケガ人多発の影響で、ベストと思われる(ケガ人がほぼいなかった状態でチョイスされた)3バックで戦えたのは4試合だけ。

3バックの先発組合せはのべ5通りにもなっています。


富澤 萩村 土屋 4試合
富澤 萩村 戸川 3試合
戸川 萩村 土屋 2試合
戸川 萩村 夢吾 1試合
服部 戸川 夢吾 1試合


GKやボランチも考えると、組合せはさらに多岐に渡り、ほぼ日替わりと言える状況。
しかも、
スタートの湘南戦が 吉原 富澤 萩村 土屋 で、
前節の山形戦では 義成 服部 戸川 夢吾 と、
メンバー総とっかえ状態で戦っているのですから、普通なら崩れる試合の一つや二つはありそうなものです。
しかし、2失点以上を喫したのは5/23福岡戦のみで、あとは軒並み1失点以下。
誰が出ても同じような結果を残せるというのは、それだけ3バックの約束事が浸透していて、守り易いからに他ならないでしょう。


苦しい台所事情も、今が底(だと思いたい・・・)。
これから復帰者が増えてくれば、必然チーム状態は良くなって行くことでしょう。
”耐え忍ぶ”というのは、古き良き(?)ヴェルディのカラーとは違うかもしれませんが、そういうのも大事だと思います。
万全ではない中でも勝点を積み重ねて行くためにも、まずは守備から。
これまで以上に頑張っていただきたいものです。


ちなみに、ヴェルディ@3バックの実績(得点率1.63、失点率0.72)は、首位札幌のそれ(得点率1.4、失点率0.68)に類似しています。
システムの違いこそあれ、良いお手本になると思いますね。
特に、セットプレーでの得点力は、是非とも真似をしたいところです。
ちょうど週末に戦う訳ですし、盗める部分はガンガン盗んでくださいなにひひ
その上でリベンジができれば、最高なんじゃないでしょーか。