日本 1-1 韓国
開始直後のFKでいきなり韓国の22番のパク・チュヨンがフリーでシュート。
で、アナウンサーが、「このパク・チュヨンがもっとも注意すべき選手です」と言ってるそばからまたも右サイドでどフリー。
「おいおい、そんな選手2度もフリーにしてたらダメじゃん」とTVの前でツッコんでいるそばからまたもCKで柳楽が振り切られヘディングでゴール。
特に22番の動きが上手なようにも見えなかったので、この失点は完全に日本のミスだったと思います。
そりゃ、ゴール前でフリー状態なら、どこの国のCFだって3度目は決めるでしょ。
今の巻なら外すかも分からんけど。
その後も緩々な守備が続いて、いつ失点してもおかしくない状態でした。
新潟の千葉(ややこしい)が唯一個人技やファールで止めていましたが、危ない時間帯がずっと続いていたと思います。
原因としては、4バックが機能してなかったことがありそうです。
多分日本は細貝をボランチの底に置いた4-1-4-1みたいな形だったと思うのですが、カレンと後ろとの距離が開きすぎていて、実際には4-5-0-1みたいな形になっていました。
で、孤立したカレンにボールを当てても拾えるわけがないので、中盤でコネコネするわけですが、中盤の選手がボールを持っても、ほとんど後ろにしか戻さないので、ゲームメイクは結局左SBの上田がすることに。
そうするとますます重心は後ろに傾くわけで。でもSBは攻撃の為に上がらないと行けないわけで。
ボールを取られるといつもゴールに近く、かつ人も足りず、即ピンチになってしまうという展開でした。
これは中盤の選手に問題があったと思います。
特に川崎の主軸である谷口は、もっと出来る子だと思いますので、頑張って欲しかったです。
ところが後半になると、ちょっぴり様子が変わります。
上田と田中が高い位置を取り、代わりに細貝がCBに下がるという3バックのような形にすると、ようやく攻撃がつながる様になっていきます。
起点の上田が高い位置にいるので、攻撃が失敗しても即ピンチとなることもなく、日本がペースを握っていきます。
んで、64分、左サイドを突破した上田から質の高いボールがカレンへ。
カレンのジャンプは髪の毛しか届きませんでしたが、そのファーに詰めていた選手が素晴らしいヘディングシュートで同点!
・・・ん? 赤い服着てる?
まぁオウンゴールだったわけですけども(^^;)
谷口もいい位置に詰めていましたから、攻撃の形としては上々で、それがオウンゴールを誘ったのではないかと。
そう思っておきませう。
その後はまた韓国の攻撃にあうわけですが、パク・チュヨンも14番のキム・スンヨン(プレースキックの精度が抜群でしたな)もいなかったので、何とか凌ぎきれました。
全体としては、ほとんど初対面に近いメンバーでの試合だったと思いますし、引き分けで上等だったのではないでしょうか。
初めの「とりあえず11人揃えてみました」状態から、徐々にチームっぽくなっていく様子は、見ていて楽しかったです。
次はホームでまた韓国戦。
今度は主力組が出てくるのかな?
今日のメンツとどう違う戦い方をするのか、楽しみですね♪
りゅーはーでした。ぺこり。