そして、
今成さんとキングペンギンさんの
顔を見た。
2人ともまるで、
自分自身の事のように
感じてくれている顔をしていた。
2人とも、ごめんなさい。
ここで、キングペンギンさんから、
「前にマーチン(僕です)に歌ってもらいたい曲があったんだ!
これをお父さんの事にも、反映するんじゃないかな?」
受け取った歌詞カード。
そこに書かれている歌詞には、
僕が父始め、母にも
”言わなきゃならない”言葉が埋められていた。
読むたび、読むたび
自分の事に感じてきた。
なんだろう?この感覚。
だって、まだ渡されてから3分しか経っていないのに・・
そのタイトルが
『チムグクル』
チムグクルとは、沖縄の言葉で
”真心”という意味を込めた
言葉です。
実は、
父が倒れる2日前に
キングペンギンさんから、
「前にマーチンが作ってほしいって言ってたテーマから、
歌詞が完成したよ。」
そのテーマが、
「親への感謝」です。
まさか、こんなところでリンクしているとは。
偶然なのか、果たして。。
その歌詞をありがたく頂戴し、
泣きそうな自分を抑えて
何度も、ありがとう。ありがとう。
そう仲間の優しさを感じました。
そして、今成さんから
「マーチン、今度のイベント出れそうだったら、
最後に出演してみないか?
それで、今回のイベントのテーマを
”命”にしてマーチンのその想いを
みんなに聴いてもらいなよ!」
仲間って、ここまで動いてもらえるんだ。。
いや、仲間っていったって
大体は、
「大変だねぇ。頑張ってねぇ。」で終わるよ。
何が頑張ってだ?頑張るのは当たり前だ。
しかし、
今僕の目の前にいる仲間は、
普通ではない。
”ヤバい”ぐらいの仲間だ!
ここまでサポート、、いや、
ここまで助けてくれる人たちはいないぜ。
18時頃に解散して、
父のお見舞いしながら、
ピアノに向かい
「チムグクル」の作曲に励んだ。
「父さん。。父さん。。!」
それから、数日後。。
イベント「ヌチリウム」が始まった。
同時に、
父がICU(集中治療室)から
一般病棟へ移った。
僕はイベントで
どれだけの想いを届けられていただろう。
どんな想いを感じ取ってもらえたんだろう。
そして、思うのは
もしあの「チムグクル」が曲として
歌詞として無かったら、
今頃、父はどうなっていただろう。
並びに、
上記でも書いたが、
偶然なのか。。?
もしかしたら、これも
音楽での運命だったのかな?
それであったんなら、
「チムグクル」は”僕と出会う為の曲”だったのかも。
最後に
そのチムグクルの歌詞を載せて終わります。
読んでくださってありがとうございました。
岡村龍一でした。
「チムグクル」/ king Penguin
今度生まれてくるなら
また あなたのもとで生まれたい
まだ子供だった事もあり
あなたの優しさを知らない僕は
物を投げては 困らせてばかり
とにかくあなたが嫌いでした
そんな僕をみて 涙を流してた
茜色の空を見て
今度生まれてくるなら
また あなたのもとで生まれたい
何度も 何度も
生まれ変わってもこの絆は
永遠に。。
いつしか大人になった僕は
あなたの優しさを初めて知った
想い返せば感謝するばかり
いつしか僕が親になった時
あなたの優しさ知る事でしょう
茜色の空を見て
今度生まれてくるなら
次こそは 迷惑かけないよ
何度も 何度も
生まれ変わってもこの想いよ
消えないで。。
あなたからもらった
多くの真心
僕はみんなに配ってゆくよ
今度生まれくるなら。。
今度生まれてくるなら
また あなたのもとで生まれたい
何度も 何度も
生まれ変わってもこの絆は
永遠に。。
今度生まれてきてもさ
あなたの優しさ同じだろうな
あなたの温もり同じだろうな

