仕事柄(営業なので)いろいろな人とお話をします。
あまり個人的な趣味の話はしたくないのですが、時々バイクに乗っていることがバレてしまうことがあります。
で、何故かバイクの話になると、ほとんどの場合で「ハーレーですか?」と聞かれます。
これが何となく不愉快なのは私だけでしょうか?

バイク=ハーレー

こんな図式になったのは一体いつ頃からなのでしょうか?
ハーレー以外にもたくさんメーカーがあるぞ!
大体、日本にはメーカーがいっぱいあるじゃないか!
しかし悲しいかな、その日本の4ブランドが束になってかかっても、ハーレー1ブランドの登録台数に負けてしまう、という最近の現実を見るとやむを得ない話なのかもしれません。
日本のメーカーが世界を折檻していた70~80年代なら、大体が「ナナハンですか?」と聞かれたような気がします。

かくいう私自身もハーレーオーナーの1人ではありますが、バイクのことをよく知らない人から、いきなりハーレーに乗っているのか聞かれると反射的に身構えてしまいます。
何故なら、その次に来る質問は決まって「高いんでしょ?いくらするんですか?」なんですよね。
出来れば、その質問には答えたくない。
とは言え、話が続かないから仕方なく、「ちょっとしたクルマ1台買えるくらいっすね。」と答える。
すると概ねのリアクションは、「とても普通は買えませんねぇ…」といった、やんわりとした否定形だ。
正直余計なお世話だ。買ったらアカンのか?

その次は大体、「排気量、何ccですか?」だ。
これまた面倒くさいと思うのだが、取りあえず「1500ccくらいっすね…」と答える。
すると概ねのリアクションは、「ええーっ!クルマより大きいんですか?」といった、いかにも無駄なものを見るような言い方だ。
なんか迷惑でもかけたか?

で、少しバイクに興味がある人だと、「大型免許って教習所で取れるんですよね?」と聞いてくることも多い。
あのね、僕はもう25年も前に試験場行って一発試験にチャレンジして「限定解除」したの!と言いたいけど、まあ取りあえず相づちを打っておく。
「そおっすね。今は誰でも大型バイクに乗れるからいいですよね。」
と、分かる人には分かる皮肉を言ってみる。

なんかバイクって市民権を得てないなぁ、って感じる瞬間だ。
興味がある人とはいくら話しても尽きない(まあ一方的にしゃべっているんですけど)もんですが、興味がない人と話するのはとことん面倒臭く感じます。

まあ趣味の話って、みんなそんなもんなのでしょうね。
分かる人には分かる、分からない人には全然分からない世界なんですよね。
別にバイクだけじゃなくて、音楽でも何でもそう。
正直な話、年配の人と話してて、その人が盆栽が趣味だって分かった時に自分がどんな話をするんだろうって想像してみると、バイクと大して変わんない状況に陥りそうなので、人のことは言えないですけど(笑)

話題の引き出しが多い人はうらやましいです。
広く浅くって苦手。そんな器用じゃない。
世間の話題について行くのって面倒くさい。
世渡り上手にはなれそうにないです。

そう言えば初めてハーレーの新車を買うかどうか迷った時、つまらないことを考えた覚えがあります。
高速のSAなんかでバイクを停めると、なんか興味がありそうなおじさんが寄って来て、「これ、ハーレーか?」と聞かれた時に、「いや、これはヤマハのドラッグスターっていうバイクで…」なんて説明するのが煩わしいと思い、「そうです」と答えた方が気分がいいので、やっぱりハーレーを買おうと思ったという、何とも同期が不純な話です。
ま、でも結局その予想は見事に当たって、それなりに気分よくハーレーに乗らせてもらってます。

ま、いいか。