悪夢の連敗から完全復活へ、北岡「引かない試合を」=パンクラス
by スポーツナビ
総合格闘技「パンクラス」の6月5日東京・ディファ有明大会で約半年ぶりの復帰戦を迎える初代戦極ライト級王者・北岡悟の対戦相手が13日、東京・パンクラス事務所で発表され、ブラジルの名門ノヴァ・ウニオンからの刺客ジョージ・ホドリゲスに決定した。ホドリゲスは柔術のナショナルチャンピオンを獲得した実績があり、総合戦績でも通算21勝4敗、うち13勝が一本、(T)KO勝ちが5つ。2010年5月度発表の修斗南米大陸ランキング・ミドル級で3位にランクされた強豪だ。パンクラスの坂本靖代表が「何もこのタイミングでこの相手を選ばなくても」と漏らしたブラジルの猛者を相手に、連敗脱出の復活勝利を目指す北岡は「体も気持ちも両方で引かない試合を」と誓った。
2009年は天国から地獄――。年明け早々に日本格闘技界ライト級の象徴だった五味隆典を足関節の一本で下し、29歳で戦極(現SRC)ライト級初代王者に就いた当時はまさに遅咲きのシンデレラボーイだった。
だが、我が世の春もわずか7カ月で終焉を迎える。8月の初防衛戦で廣田瑞人にTKOで敗れ、3カ月後のホルヘ・マスヴィダル戦でもTKO負け。あっという間に泥沼へと入り込んでしまった。
廣田戦後は一度は口にしかけた「引退」の2文字だったが、マスヴィダル戦後は「これでやめるわけにはいかない。これで終わりにはならない」とどん底からはい上がることを宣言。それから半年が経ち、満を持して北岡がホームリングに帰ってくる。
「この試合に向けてというよりも、ベルトを獲られた後からやり始めた練習を、この半年間やってきました。これを出す機会がこの日になったな、という感じです。試合でやらないと手応えにならないですから、試合をしないといけない」
8月の王座陥落後からだから、およそ9カ月間取り組んできた練習。「分かりやすい足し算、引き算ではない」というトレーニングの成果は、これまでのスタイルからの“チェンジ”ではなく“プラス”と、北岡は説明する。
ただその一方で、「戦極からしか僕の試合を見ていない人にとってはプラスと思うかもしれないですけど、昔から見ている人にとってはプラスとは思えないかも(笑)」と意味深にも投げかけた。
しかしながら、再起戦の相手ホドリゲスはトレーニングの成果を色々と試せるような、容易な選手ではない。これまでの実績もさることながら、同門のパンクラスフェザー級王者マルロン・サンドロのような日本での活躍を夢見て、ミドル級からライト級に階級を落としてくるなど、テクニックに加えてパワー、本気度も警戒しなければならない。それでも北岡は、敢えてこの強豪を選択したという。
「より厳しい相手、自分をより厳しくできるから、この相手でよかったなと思いますね」
この“厳しさ”が、北岡復活のキーワードになっているのかもしれない。昨年後半の悪夢の連敗を教訓に、北岡は自らを戒めるように“引かない試合”を復帰戦のテーマに挙げた。
「体も気持ちも両方ですね。何だかんだで、負けた試合はそういう試合(引いてしまった試合)だった。自分が甘かったし、緩かったなと思いますね。あれこれ考えても、そういう自分が許せない。そこまで厳しくしたいし、厳しくしないとあっという間にやられてしまうとも思うので」
この試合のあとの展望・希望については、妄想はするけどまだ公の場で言えることではない、と明言を避けた北岡。その中で思う未来への展開は「とりあえずはこの試合に勝ちたい」――それのみ。
戦極で連続秒殺一本を量産しライト級戦線を震撼させた北岡。6.5有明で満天下にアピールする完全復活はなるか。そして、再びライト級の起爆剤となるか。
■パンクラス「PANCRASE 2010 PASSION TOUR」ディファ有明大会
6月5日(土)東京・ディファ有明 開場15:00 開始17:00
【発表対戦カード】
<ライト級戦 5分3ラウンド>
北岡悟(パンクラスism/同級3位)
ジョージ・ホドリゲス(ノヴァ・ウニオン)
【既報カード】
<第5代ウェルター級王者決定戦 5分3R>
宇良健吾 (Team ura-ken/同級1位)
KEI山宮 (GRABAKA/同級4位)
<フライ級 5分2R>
矢島雄一郎(禅道会総本部/チームZST)
ナロンチャイ・ドラゴンテイルジム(タイ/ドラゴンテイルジム/元ラジャダムナン・
フライ級ランカー)
<フライ級 5分2R>
江泉卓哉(総合格闘技道場武門會/同級4位)
田沼良介(リバーサルジム横浜グランドスラム/チームZST)
<バンタム級 5分2R>
佐々木亮太(BAD ASS 13/09年ネオブラッドトーナメント同級優勝)
村田卓実(和術慧舟會A-3)
<フェザー級 5分2R>
内山重行(GRABAKAジム/同級3位/09年ネオブラッドトーナメント同級優勝)
滝田J太郎(和術慧舟會東京本部)
<ライト級 5分2R>
エリヤ(坂口道場 一族/06年ネオブラッドトーナメント同級優勝)
岡澤弘太(ノヴァ・ウニオン・ジャパン)
<ライトヘビー級 5分2R>
ジェイソン“ミュータント”シマック(P’s LAB横浜)
福田雄平(フリー)
【出場予定選手】
ウェルター級:鳥生 将大(パンクラスism)
北岡選手に期待ですね|゚ノ ^∀^)。
by スポーツナビ
総合格闘技「パンクラス」の6月5日東京・ディファ有明大会で約半年ぶりの復帰戦を迎える初代戦極ライト級王者・北岡悟の対戦相手が13日、東京・パンクラス事務所で発表され、ブラジルの名門ノヴァ・ウニオンからの刺客ジョージ・ホドリゲスに決定した。ホドリゲスは柔術のナショナルチャンピオンを獲得した実績があり、総合戦績でも通算21勝4敗、うち13勝が一本、(T)KO勝ちが5つ。2010年5月度発表の修斗南米大陸ランキング・ミドル級で3位にランクされた強豪だ。パンクラスの坂本靖代表が「何もこのタイミングでこの相手を選ばなくても」と漏らしたブラジルの猛者を相手に、連敗脱出の復活勝利を目指す北岡は「体も気持ちも両方で引かない試合を」と誓った。
2009年は天国から地獄――。年明け早々に日本格闘技界ライト級の象徴だった五味隆典を足関節の一本で下し、29歳で戦極(現SRC)ライト級初代王者に就いた当時はまさに遅咲きのシンデレラボーイだった。
だが、我が世の春もわずか7カ月で終焉を迎える。8月の初防衛戦で廣田瑞人にTKOで敗れ、3カ月後のホルヘ・マスヴィダル戦でもTKO負け。あっという間に泥沼へと入り込んでしまった。
廣田戦後は一度は口にしかけた「引退」の2文字だったが、マスヴィダル戦後は「これでやめるわけにはいかない。これで終わりにはならない」とどん底からはい上がることを宣言。それから半年が経ち、満を持して北岡がホームリングに帰ってくる。
「この試合に向けてというよりも、ベルトを獲られた後からやり始めた練習を、この半年間やってきました。これを出す機会がこの日になったな、という感じです。試合でやらないと手応えにならないですから、試合をしないといけない」
8月の王座陥落後からだから、およそ9カ月間取り組んできた練習。「分かりやすい足し算、引き算ではない」というトレーニングの成果は、これまでのスタイルからの“チェンジ”ではなく“プラス”と、北岡は説明する。
ただその一方で、「戦極からしか僕の試合を見ていない人にとってはプラスと思うかもしれないですけど、昔から見ている人にとってはプラスとは思えないかも(笑)」と意味深にも投げかけた。
しかしながら、再起戦の相手ホドリゲスはトレーニングの成果を色々と試せるような、容易な選手ではない。これまでの実績もさることながら、同門のパンクラスフェザー級王者マルロン・サンドロのような日本での活躍を夢見て、ミドル級からライト級に階級を落としてくるなど、テクニックに加えてパワー、本気度も警戒しなければならない。それでも北岡は、敢えてこの強豪を選択したという。
「より厳しい相手、自分をより厳しくできるから、この相手でよかったなと思いますね」
この“厳しさ”が、北岡復活のキーワードになっているのかもしれない。昨年後半の悪夢の連敗を教訓に、北岡は自らを戒めるように“引かない試合”を復帰戦のテーマに挙げた。
「体も気持ちも両方ですね。何だかんだで、負けた試合はそういう試合(引いてしまった試合)だった。自分が甘かったし、緩かったなと思いますね。あれこれ考えても、そういう自分が許せない。そこまで厳しくしたいし、厳しくしないとあっという間にやられてしまうとも思うので」
この試合のあとの展望・希望については、妄想はするけどまだ公の場で言えることではない、と明言を避けた北岡。その中で思う未来への展開は「とりあえずはこの試合に勝ちたい」――それのみ。
戦極で連続秒殺一本を量産しライト級戦線を震撼させた北岡。6.5有明で満天下にアピールする完全復活はなるか。そして、再びライト級の起爆剤となるか。
■パンクラス「PANCRASE 2010 PASSION TOUR」ディファ有明大会
6月5日(土)東京・ディファ有明 開場15:00 開始17:00
【発表対戦カード】
<ライト級戦 5分3ラウンド>
北岡悟(パンクラスism/同級3位)
ジョージ・ホドリゲス(ノヴァ・ウニオン)
【既報カード】
<第5代ウェルター級王者決定戦 5分3R>
宇良健吾 (Team ura-ken/同級1位)
KEI山宮 (GRABAKA/同級4位)
<フライ級 5分2R>
矢島雄一郎(禅道会総本部/チームZST)
ナロンチャイ・ドラゴンテイルジム(タイ/ドラゴンテイルジム/元ラジャダムナン・
フライ級ランカー)
<フライ級 5分2R>
江泉卓哉(総合格闘技道場武門會/同級4位)
田沼良介(リバーサルジム横浜グランドスラム/チームZST)
<バンタム級 5分2R>
佐々木亮太(BAD ASS 13/09年ネオブラッドトーナメント同級優勝)
村田卓実(和術慧舟會A-3)
<フェザー級 5分2R>
内山重行(GRABAKAジム/同級3位/09年ネオブラッドトーナメント同級優勝)
滝田J太郎(和術慧舟會東京本部)
<ライト級 5分2R>
エリヤ(坂口道場 一族/06年ネオブラッドトーナメント同級優勝)
岡澤弘太(ノヴァ・ウニオン・ジャパン)
<ライトヘビー級 5分2R>
ジェイソン“ミュータント”シマック(P’s LAB横浜)
福田雄平(フリー)
【出場予定選手】
ウェルター級:鳥生 将大(パンクラスism)
北岡選手に期待ですね|゚ノ ^∀^)。