梅野、連勝ストップ! 死闘及ばず再逆転KO敗戦
及川は軽量級頂上対決を制す 久江復帰戦を快勝
シュートボクシング(SB)の年間シリーズ第2戦「維新-ISHIN-其の弐」が11日、東京・後楽園ホールで開催された。
メーンイベントは、昨年9月に宍戸大樹をノックアウトした“ムエタイの破壊王”ボーウィー・ソーウドムソンと12戦無敗で突き進む“爆腕プリンス”梅野孝明の国際戦。ともにアグレッシブなファイトで鳴らす2人だが、試合はお互い引かない真っ向勝負の打ち合い・倒し合いとなり、後楽園ホールを幾度も歓声とどよめきが包んだ。
先にパンチを当てられ、フルスイングの右フックをかわされるなど苦戦の雰囲気漂った梅野だが、右アッパーを当て先制ダウンを奪取。場内を明るい雰囲気に転化させ、歓声を呼び起こす。
しかし、ボーウィーはこれで逆に火がついたか、打ち合いへ向かうと同じ右アッパーを突き上げダウンを取り返す。
そこから両者は血を噴きながら拳を振り合う、“異空間”を現出したかの激闘を展開。大砲をブンブン振るっていく梅野に対し、ボーウィーは接近すると左右のフック、アッパー、ボディと立体的な打ち分けで梅野の体力を削り取っていく。
2Rへ入りパンチの精度で上回るボーウィーが優勢となっていくが、梅野はカットした左目じりのチェックを受けた後で息を吹き返す。1発1発強打を重ねると、組みついてきたボーウィーを投げてシュートポイントを上げ、さらに右ストレートでダウンさせる。
足のフラつくボーウィーに梅野の勝利が見えたかと思われたが、“破壊王”の強打とファイティングスピリットは最後まで死んでおらず、左フックと左アッパーで梅野の足を泳がせ、右ストレートでダウンを奪って再逆転。
立ち上がった梅野だが、レフェリーは続行不可能と見てここで試合をストップ。デビューからの無敗記録も「12」で止まった。
ボーウィーは死闘を制した興奮から叫びを上げて歓喜を表し、リングサイドで観戦したSB協会シーザー武志会長は「あんな人間もいるんだね」とボーウィーのタフさに舌を巻いた。 及川は判定でパジョンスックとの軽量頂上対決に勝利した【t.SAKUMA】
同じくムエタイの強豪パジョンスック・ポー.プラムックと対戦したSB日本スーパーフェザー級チャンピオン及川知浩は、2Rに投げでシュートポイントを奪って判定勝ち。続行不可能かと思われるローブローを受けながらも戦い抜いての勝利だったが、満足できない内容だったか、試合後「どうもすいませんでした」と客席に頭を下げた。
セミファイナルでは宍戸大樹が元ボクシング王者の鈴木悟にバックドロップでシュートポイントを奪われるまさかの場面もあったが、反撃に転じた2R、フロントチョークでキャッチ。何とか頭を抜いて脱出した鈴木だが、再開に臨もうとしたところでフラついてしまい、無念のレフェリーストップとなった。
また第7試合ではキック、総合で活躍した女子格闘技の第一人者・渡辺久江が復帰戦。宣言通りの3RKO勝利を上げると、今回対戦の流れたRENAに対し「超ぶっ飛ばしたくなった」と、改めての対戦をアピールした。
石川がベテランの味発揮、慧舟會期待の若手に手堅く勝利
4月11日に東京・ディファ有明で開催された金網総合格闘技「CAGE FORCE」のメーンでは、DREAMにも出場経験のある和術慧舟會期待の若手・宮澤元樹が、ビッグイベント再出撃を目指し初参戦のベテラン石川英司を迎え撃った。
試合は序盤から石川が積極的に攻めていくと、組み付いて金網に押し込みそのままテークダウンして上のポジションをキープする。宮澤はがっちり組んで石川に攻撃をさせないよう耐えるも、3R通して石川が終始攻める展開に。石川も決定打を見舞うことはできなかったが、手堅い内容で押し切り判定3-0で勝利した。
セミファイナルの村山暁洋vs.高木健太の一戦は、ローキックでけん制し合う静かな立ち上がりから一転、高木が右ひじをズバリと直撃させてノックアウト。村山が前のめりに倒れる衝撃的な勝利を挙げた。
試合結果は以下のとおり。
■CAGE FORCE
4月11日(日)東京・ディファ有明
<メインイベント ウェルター級(-77.1kg) 5分3R>
○石川英司(GRABAKA)
(3R判定 3-0)
●宮澤元樹(和術慧舟會東京本部)
<第7試合 ウェルター級(-77.1kg) 5分3R>
●村山暁洋(GUTSMAN修斗道場)
(1R0分48秒 KO)
○高木健太(REDIPS)
<第6試合 フライ級(-56.7kg) 3分3R>
○小塚誠司(FREEDOM@OZ)
(3R1分59秒 TKO)
●板谷一樹(GRABAKAジム)
<第5試合 フェザ-級(-65.7kg) 3分3R>
△市川ランデルマン(FREEDOM@OZ)
(3R判定 ドロー)
△津田勝憲(総合格闘技津田沼道場)
<第4試合 ウェルター級(-77.1kg) 3分3R>
●鶴巻伸洋(ティアゲネス)
(1R2分42秒 TKO)
○井上雄策(REDIPS)
<第3試合 バンタム級(-61.2kg) 3分3R>
●小林聖人(総合格闘技津田沼道場)
(3R判定 0-3)
○永井裕也(パラエストラCNW)
<第2試合 ライト級(-70.3kg) 3分3R>
●堀本祐介(THUG LIFE)
(3R判定 0-3)
○江上剛(パラエストラCNW)
<第1試合 フェザ-級(-65.7kg) 3分3R>
○佐々木憂流迦[うるか](和術慧舟會駿河支部)
(1R0分30秒 チョークスリーパー)
●スネーク敦(TEAM ica)
高林が藤野との打撃戦を制す
女子金網総合格闘技「VALKYRIE(ヴァルキリー)」が11日、東京・ディファ有明で開催された。
08年の旗揚げ以来、5大会目を迎えた「VALKYRIE 05」のメーンでは、前回大会(2.11ディファ有明)で辻結花に一本勝ちしてフェザー級新チャンピオンに輝いたV一(ヴィー・はじめ)への挑戦権を懸けた高林恭子vs.藤野恵実の一戦が行われ、高林が僅差の判定で藤野を下してタイトル挑戦に一歩近づいた。
第5試合では、藪下めぐみが葛西むつみに貫禄の一本勝ち。第3試合のベティコvs.茂木康子は、内藤晶子からリングネームを変更したベティコが2度目の対戦となった茂木に判定勝ちを収めた。
昨年の王座次期挑戦者決定トーナメントを勝ち上がり、2.11ディファ有明で王者・辻との試合に臨んだV一は、予想外の1分14秒という短時間決着で王座奪取。世代交代を象徴するV一の王座戴冠で、女子フェザー級の戦いは混戦の様相を呈している。
今大会のメーンで王者・V一への挑戦を懸けて行われた高林vs.藤野の一戦。グラウンドでの攻防を得意とする高林は、打撃を得意とする藤野に対して「打撃で勝負してみたかった」と試合開始から激しく打ち合った。劣勢になる場面があったものの、高林は気迫溢れるファイトで流れを引き寄せると、左右のパンチで確実に相手を捉えて試合を優位に展開する。
最後まで両者が攻撃の姿勢を貫くレベルが拮抗した試合は、高林が判定2-0で勝利。試合後、高林は「藤野選手は強くて、いい試合ができたと思います。すべてを出し切った感じがして、これからの成長につながる試合ができました」と満足した表情で笑顔を見せた。
この勝利により、V一とのタイトル戦が期待される高林は「私も期待しています! チャンスをもらえたら精いっぱい練習して、良い試合を皆さんに見てもらいたい。タイトルに懸ける思いは、もちろんあります。ベルトは特別なもので、自分が現役の間に目指したい」と、王座獲得に向けて力強く意気込みを語った。
■「VALKYRIE 05」
4月11日(日)東京・ディファ有明
<メーンイベント 女子フェザー級(-52.2kg) 3分3R>
○高林恭子(ALIVE)
(3R判定2-0)
●藤野恵実(和術慧舟會GODS)
<第5試合 -58.0kg契約 3分3R>
○藪下めぐみ(FIGHT CHIX[ファイトチックス])
(2R2分58秒 一本勝ち)
●葛西むつみ(パラエストラ東京)
<第4試合 女子フライ級(-45.4kg) 3分3R>
○玉田育子(AACC)
(3R判定3-0)
●関友紀子(FIGHT CHIX[ファイトチックス])
<女子フェザー級チャンピオン・V一による演武>
<第3試合 女子フェザー級(-52.2kg) 3分3R>
○ベティコ(和術慧舟會RJW)
(3R判定3-0)
●茂木康子(ストライプル)
<第2試合 女子フライ級(-45.4kg) 3分3R>
○永易加代(パラエストラ広島)
(3R判定2-0)
●ハッピー福子(総合格闘技道場コブラ会)
<第1試合 -58.0kg契約 3分2R>
○虎島尚子(和術慧舟會RJW)
(2R判定3-0)
●HARUMI(BLUE DOG GYM)
by スポーツナビ。
及川は軽量級頂上対決を制す 久江復帰戦を快勝
シュートボクシング(SB)の年間シリーズ第2戦「維新-ISHIN-其の弐」が11日、東京・後楽園ホールで開催された。
メーンイベントは、昨年9月に宍戸大樹をノックアウトした“ムエタイの破壊王”ボーウィー・ソーウドムソンと12戦無敗で突き進む“爆腕プリンス”梅野孝明の国際戦。ともにアグレッシブなファイトで鳴らす2人だが、試合はお互い引かない真っ向勝負の打ち合い・倒し合いとなり、後楽園ホールを幾度も歓声とどよめきが包んだ。
先にパンチを当てられ、フルスイングの右フックをかわされるなど苦戦の雰囲気漂った梅野だが、右アッパーを当て先制ダウンを奪取。場内を明るい雰囲気に転化させ、歓声を呼び起こす。
しかし、ボーウィーはこれで逆に火がついたか、打ち合いへ向かうと同じ右アッパーを突き上げダウンを取り返す。
そこから両者は血を噴きながら拳を振り合う、“異空間”を現出したかの激闘を展開。大砲をブンブン振るっていく梅野に対し、ボーウィーは接近すると左右のフック、アッパー、ボディと立体的な打ち分けで梅野の体力を削り取っていく。
2Rへ入りパンチの精度で上回るボーウィーが優勢となっていくが、梅野はカットした左目じりのチェックを受けた後で息を吹き返す。1発1発強打を重ねると、組みついてきたボーウィーを投げてシュートポイントを上げ、さらに右ストレートでダウンさせる。
足のフラつくボーウィーに梅野の勝利が見えたかと思われたが、“破壊王”の強打とファイティングスピリットは最後まで死んでおらず、左フックと左アッパーで梅野の足を泳がせ、右ストレートでダウンを奪って再逆転。
立ち上がった梅野だが、レフェリーは続行不可能と見てここで試合をストップ。デビューからの無敗記録も「12」で止まった。
ボーウィーは死闘を制した興奮から叫びを上げて歓喜を表し、リングサイドで観戦したSB協会シーザー武志会長は「あんな人間もいるんだね」とボーウィーのタフさに舌を巻いた。 及川は判定でパジョンスックとの軽量頂上対決に勝利した【t.SAKUMA】
同じくムエタイの強豪パジョンスック・ポー.プラムックと対戦したSB日本スーパーフェザー級チャンピオン及川知浩は、2Rに投げでシュートポイントを奪って判定勝ち。続行不可能かと思われるローブローを受けながらも戦い抜いての勝利だったが、満足できない内容だったか、試合後「どうもすいませんでした」と客席に頭を下げた。
セミファイナルでは宍戸大樹が元ボクシング王者の鈴木悟にバックドロップでシュートポイントを奪われるまさかの場面もあったが、反撃に転じた2R、フロントチョークでキャッチ。何とか頭を抜いて脱出した鈴木だが、再開に臨もうとしたところでフラついてしまい、無念のレフェリーストップとなった。
また第7試合ではキック、総合で活躍した女子格闘技の第一人者・渡辺久江が復帰戦。宣言通りの3RKO勝利を上げると、今回対戦の流れたRENAに対し「超ぶっ飛ばしたくなった」と、改めての対戦をアピールした。
石川がベテランの味発揮、慧舟會期待の若手に手堅く勝利
4月11日に東京・ディファ有明で開催された金網総合格闘技「CAGE FORCE」のメーンでは、DREAMにも出場経験のある和術慧舟會期待の若手・宮澤元樹が、ビッグイベント再出撃を目指し初参戦のベテラン石川英司を迎え撃った。
試合は序盤から石川が積極的に攻めていくと、組み付いて金網に押し込みそのままテークダウンして上のポジションをキープする。宮澤はがっちり組んで石川に攻撃をさせないよう耐えるも、3R通して石川が終始攻める展開に。石川も決定打を見舞うことはできなかったが、手堅い内容で押し切り判定3-0で勝利した。
セミファイナルの村山暁洋vs.高木健太の一戦は、ローキックでけん制し合う静かな立ち上がりから一転、高木が右ひじをズバリと直撃させてノックアウト。村山が前のめりに倒れる衝撃的な勝利を挙げた。
試合結果は以下のとおり。
■CAGE FORCE
4月11日(日)東京・ディファ有明
<メインイベント ウェルター級(-77.1kg) 5分3R>
○石川英司(GRABAKA)
(3R判定 3-0)
●宮澤元樹(和術慧舟會東京本部)
<第7試合 ウェルター級(-77.1kg) 5分3R>
●村山暁洋(GUTSMAN修斗道場)
(1R0分48秒 KO)
○高木健太(REDIPS)
<第6試合 フライ級(-56.7kg) 3分3R>
○小塚誠司(FREEDOM@OZ)
(3R1分59秒 TKO)
●板谷一樹(GRABAKAジム)
<第5試合 フェザ-級(-65.7kg) 3分3R>
△市川ランデルマン(FREEDOM@OZ)
(3R判定 ドロー)
△津田勝憲(総合格闘技津田沼道場)
<第4試合 ウェルター級(-77.1kg) 3分3R>
●鶴巻伸洋(ティアゲネス)
(1R2分42秒 TKO)
○井上雄策(REDIPS)
<第3試合 バンタム級(-61.2kg) 3分3R>
●小林聖人(総合格闘技津田沼道場)
(3R判定 0-3)
○永井裕也(パラエストラCNW)
<第2試合 ライト級(-70.3kg) 3分3R>
●堀本祐介(THUG LIFE)
(3R判定 0-3)
○江上剛(パラエストラCNW)
<第1試合 フェザ-級(-65.7kg) 3分3R>
○佐々木憂流迦[うるか](和術慧舟會駿河支部)
(1R0分30秒 チョークスリーパー)
●スネーク敦(TEAM ica)
高林が藤野との打撃戦を制す
女子金網総合格闘技「VALKYRIE(ヴァルキリー)」が11日、東京・ディファ有明で開催された。
08年の旗揚げ以来、5大会目を迎えた「VALKYRIE 05」のメーンでは、前回大会(2.11ディファ有明)で辻結花に一本勝ちしてフェザー級新チャンピオンに輝いたV一(ヴィー・はじめ)への挑戦権を懸けた高林恭子vs.藤野恵実の一戦が行われ、高林が僅差の判定で藤野を下してタイトル挑戦に一歩近づいた。
第5試合では、藪下めぐみが葛西むつみに貫禄の一本勝ち。第3試合のベティコvs.茂木康子は、内藤晶子からリングネームを変更したベティコが2度目の対戦となった茂木に判定勝ちを収めた。
昨年の王座次期挑戦者決定トーナメントを勝ち上がり、2.11ディファ有明で王者・辻との試合に臨んだV一は、予想外の1分14秒という短時間決着で王座奪取。世代交代を象徴するV一の王座戴冠で、女子フェザー級の戦いは混戦の様相を呈している。
今大会のメーンで王者・V一への挑戦を懸けて行われた高林vs.藤野の一戦。グラウンドでの攻防を得意とする高林は、打撃を得意とする藤野に対して「打撃で勝負してみたかった」と試合開始から激しく打ち合った。劣勢になる場面があったものの、高林は気迫溢れるファイトで流れを引き寄せると、左右のパンチで確実に相手を捉えて試合を優位に展開する。
最後まで両者が攻撃の姿勢を貫くレベルが拮抗した試合は、高林が判定2-0で勝利。試合後、高林は「藤野選手は強くて、いい試合ができたと思います。すべてを出し切った感じがして、これからの成長につながる試合ができました」と満足した表情で笑顔を見せた。
この勝利により、V一とのタイトル戦が期待される高林は「私も期待しています! チャンスをもらえたら精いっぱい練習して、良い試合を皆さんに見てもらいたい。タイトルに懸ける思いは、もちろんあります。ベルトは特別なもので、自分が現役の間に目指したい」と、王座獲得に向けて力強く意気込みを語った。
■「VALKYRIE 05」
4月11日(日)東京・ディファ有明
<メーンイベント 女子フェザー級(-52.2kg) 3分3R>
○高林恭子(ALIVE)
(3R判定2-0)
●藤野恵実(和術慧舟會GODS)
<第5試合 -58.0kg契約 3分3R>
○藪下めぐみ(FIGHT CHIX[ファイトチックス])
(2R2分58秒 一本勝ち)
●葛西むつみ(パラエストラ東京)
<第4試合 女子フライ級(-45.4kg) 3分3R>
○玉田育子(AACC)
(3R判定3-0)
●関友紀子(FIGHT CHIX[ファイトチックス])
<女子フェザー級チャンピオン・V一による演武>
<第3試合 女子フェザー級(-52.2kg) 3分3R>
○ベティコ(和術慧舟會RJW)
(3R判定3-0)
●茂木康子(ストライプル)
<第2試合 女子フライ級(-45.4kg) 3分3R>
○永易加代(パラエストラ広島)
(3R判定2-0)
●ハッピー福子(総合格闘技道場コブラ会)
<第1試合 -58.0kg契約 3分2R>
○虎島尚子(和術慧舟會RJW)
(2R判定3-0)
●HARUMI(BLUE DOG GYM)
by スポーツナビ。