UFC Primetime St-Pierre vs Hardy Clipped Scene
UFC Primetime St-Pierre vs Hardy
Bellator Signs Roger Huerta (8 min excerpt)
【石井館長の魁!人生塾】観客も選手もオトナなムエタイ 判定で議論が起こってしまうワケ
by ZAKZAK
前回に続き、格闘技のルールについてもう少し。現在、格闘技には総合競技と立ち技競技があります。前者は団体でいうと「UFC」、今はなき「プライド」、そしてアメリカの新興勢力である「ストライク・ホース」などです。現在、日本では「DREAM」や「戦極」がよく知られているところです。
それに対し、後者の立ち技競技はK-1、キックボクシング、ムエタイなど。両者は似ているようでまったく異質。ルールも競技の性質もまったく異なるものです。
上品にわかりやすく説明いたしますと、ラグビーとサッカー、バスケットボールとバレーボール。もっと言うと、オカマとニューハーフ、ゲイとホモぐらいに違うのであります。
また、同じ立ち技でも、クリンチつまり掴んでからヒザ蹴り、ヒジ打ちで顔を切ってもよいムエタイやキックボクシングと、基本的に掴み、クリンチ、ヒジ打ちを禁止しているK-1では、戦い方も採点方法もまったく変わってくる。
そもそもキックはムエタイを源流として生まれたもので、空手を母体として進化しているK-1と、性質が違うのは当然であります。
タイでムエタイを生観戦された人は、ご存じだと思いますが、ムエタイは会場内で賭けが公然と行われています。胴元は1ラウンドが終了するまで賭けを受け付けますので、戦う選手たちも1ラウンド目はお互いに牽制し合い、賭けの成立を待つのが不文律です。
したがって、プロモーターからは、ハラハラさせながらも紙一重の僅差で勝ち続ける選手が重宝されるのであります。
判定もムエタイの特徴である、ミドルキックや首相撲からのヒザ蹴りが重要になり、パンチのポイントはあまり有効ではない。だから、試合を観に来た外国人旅行者が、パンチで積極的にアタックしていた選手が判定で負けて、不思議がるシーンによくでくわします。
しかし、戦っている選手でセコンドの判定に文句を付ける者はほとんどいない。地元の観客もルールをよく理解しているので、抗議の声を上げることはありません。勝負を見極める目も肥えているので、最終ラウンドの5ラウンドがスタートすると、あきらめて席を立ってしまうファンが多いのにも驚かされます。さすが国技。戦う選手もレフェリー、ジャッジも、観客も競技をよく理解して、ルールの判断基準がすべて統一されているからこその反応です。
逆に判定をめぐって揉めるのは、運営側と観客に競技への共通理解が欠けている証拠なのです。押忍!!
【UFC Live】 ベラ×ジョンズ、新旧天才対決でVersus進出
by MMAPLANET
21日(日・現地時間)、コロラド州ブルームフィールドの1stバンク・センターで開催されるUFC LIVE「Vera vs Jones」は、UFCにとって始めてVersusで中継されるイベントとなる。Versusといえば、07年よりズッファのセカンド・ブランド=WECの中継を行なってきたTV局だが、今年は2度のUFC中継が予定されている。
メインはブランドン・ベラ×ジョン・ジョンズの対戦。05年10月にUFCデビューを飾ったベラは、06年11月までに4連勝を果たし、通算8戦のキャリアでヘビー級のタイトルコンテンダーの地位を手にした。
しかし、直後に当時のマネージャーとズッファの間で、マネー闘争に入り、11ヶ月間実戦の場から離れてしまう。実戦の場に戻ったベラは、ティム・シルビア、ファブリシオ・ベルドゥムに連敗を喫し、ライトヘビー級転向を決意した。
UFCデビュー同時から、ヘビー級としては小柄だが、ライトヘビー級に落とせば、ロブ・カーマン譲りの打撃、ロイド・アービン系の柔術を武器に、すぐにもトップの一角を占めるようになる――という評価を得ていたベラ。MMAアライアンスという自らのチームを率いるようになった彼は、この決定により即、真のトップファイターに肩を並べる存在になるものと思われていた。
しかし、キース・ジャーディンにスプリットで判定負け、さらにランディ・クートゥアーにも微妙な判定ながら敗北を喫し、ライトヘビー級通算戦績は3勝2敗。期待されたような成果は挙げられていない。
「ジャーディン戦は勉強になった。ランディとの試合はフィニッシュに行かなかったから負けた。テイクダウンを防ぐ時間が多すぎて(印象が悪く)判定負けになった。本来、僕はスタンドの打撃が中心でも、ガードワークを恐れず一本を狙うスタイルだった。次の試合では、自分がどこまで能力を持っているか、全てを使いきるファイトにしたい」と、早熟の天才はポテンシャルの全てをジョンズ戦で発揮しようとしている。
一方、昨年12月のTUF10フィナーレでマット・ハミルに垂直に落とすエルボーを繰り出し、反則負けが宣言されたジョンズ。キャリア10戦目で初黒星を経験したが、反則負けの要因となったエルボーも勢い余って打ち落ろした印象が強く、試合内容では終始ハミルを圧倒していた。
グレコローマン系の豪快なスローイングとテイクダウン、さらにはジャンピングニーやバックフィストという見栄えのある打撃、常に観客を沸かせてきた22歳のジョンズを、グレッグ・ジャクソンMMAのチームメイトであるラシャド・エヴァンズは「才能の塊」と評価する。
前回の反則負けに関しも、本人は「リラックスして戦うことを覚えた」と強くなる糧とし、消化している。そのジョンズに対し、「ワールドクラスのファイターと戦った経験がない。この試合が初めて。そういう目に見えないプレッシャーの下で戦うことになる」と指摘するベラ。
確かにジョンズは序盤の勢いで押し切ってきた試合が多いことは否めないが、デビュー戦→キャリアの浅い者同士の対戦→経験豊かなファイターとの対戦という順を踏まなければ、誰もステップアップは図れない。よって、トップになるために通過しないといけない初めての壁が、今回のベラとの対戦ということになる。
最近のUFCでは、ローカルファイトで連勝し、そのままオクタゴン・デビューというファイターが増えつつあるが、ベラがUFCデビューを果たした頃は、米国やその他の国にも国際戦を行なう中堅プロモーションが存在し、経験を積んだ者同士の対戦がビッグステージ以外でも頻繁に行なわれていた。
そんな中堅プロのトップ対決を制して、ようやくUFCに辿りつくというパターンが主流だった時代に、UFC参戦を果たしたベラ。彼の経験のなかに、UFCでキャリアの浅い者同士が対戦する構図は存在しない。
いつの間にか大器晩成といわれておかしくない戦績の持ち主となったベラは、ジョンズにかつての自分の姿を重ね、キャリアの大切さを再確認しているのかもしれない。とはいえ、5年前とは比較できないほど進化しているMMA――。高度に成長したオクタゴンで突出した活躍を見せるジョンズが、ベラの指摘する経験不足を補うスキル&戦術を有していることは十分に考えられる。
経験か? 2010年パワーハウスの旗手か? 新旧・天才対決はUFCの全ての階級の戦況を見究める秤になるやもしれない。
■UFC Live全対戦カードは下記の通り
<ライトヘビー級/5分3R>
ブランドン・ベラ(米国)
ジョン・ジョンズ(米国)
<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・ドスサントス(ブラジル)
ガブリエル・ゴンザガ(ブラジル)
<ヘビー級/5分3R>
チーク・カンゴ(フランス)
ポール・ブエンテーロ(米国)
<ミドル級/5分3R>
アレッシオ・サカラ(イタリア)
ジェームス・アーヴィン(米国)
<ライト級/5分3R>
クレイ・グイダ(米国)
シャノン・グジェルティ(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
エリオット・マーシャル(米国)
ウラジミール・マティシェンコ(ベラルーシ)
<ライト級/5分3R>
ドゥエイン・ラドウィック(米国)
ダレン・エルキンス(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ダニエル・ロバート(米国)
ジョン・ハワード(米国)
<ヘビー級/5分3R>
チェイス・ゴムリー(米国)
ブレンダン・シャウブ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
マイク・ピアス(米国)
ジュリオ・パウリノ(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
エリック・シャファー(米国)
ジェイソン・ブリッツ(米国)