歴史的遺産はまさに地域の宝です | 岡田竜一 オフィシャルブログPowered by Ameba

歴史的遺産はまさに地域の宝です

本日嬉しいお知らせがありました。

新潟県文化財保護審議会は24日、三条市の保内三王山古墳群(ほないさんのうやまこふんぐん)出土品132点を県文化財に指定するよう県教育委員会に答申した。
という報道です。
保内三王山古墳群は、信濃川右岸の丘陵上に位置し、古墳時代前期と後期で構成される古墳群は県唯一の確認例。葬送儀礼または、副葬品に使用された須恵器、土師器、金属製品、石製品、ガラス製品が出土していて
古墳時代前期と後期における、大和政権と当地の関係を示すことに加え、葬送儀礼の変化を追うことができ、県内の古墳文化を知ることができる貴重な資料であるとされています。
今回、答申された出土品の一部は、三条市歴史民俗産業資料館で常設展示されている。

約30年前に新大考古学教室の甘粕健教授の陣頭指揮で
発掘出土されたものです。

当時は地元の婦人会で発掘の慰問が行われたり、地域でも注目の出来事でした。
この度の文化財指定は
まちづくりに生かす大切な要素のひとつです。

写真は三王山です。