南の温かい海から黒潮に乗ってやってきて伊豆の沿岸にたどり着いたものの、冬の低水温に耐えられずやがて死んでしまう"季節回遊魚"

夏〜秋の伊豆では様々な種類が見られ、可愛らしい魚が盛り沢山です^_^


そんな中、近年の温暖化や気候変動による海水温の上昇で、伊豆の海で越冬してしまい、繁殖している南方系の種が増えています。


その代表といえば、ご存知クマノミ。

(小指の爪サイズのクマノミ幼魚 撮影地:静浦ショートドロップ)


昔は季節回遊魚でしたが、今では伊豆の海で産卵して、しっかり世代交代しています。この個体もきっと西伊豆出身?f^_^;


南の海の魚が伊豆で見られるのは、ダイバー的な楽しみではありますが、海水温が上昇し続けている背景や影響を考えると、複雑な思いです…


これからも変わりゆく海の環境をしっかり見つめて、その現状をお伝えしていきたいと改めて思うひとコマでした。