「前回までのあらすじ」
自分の物欲よりも妻の精神安定が先決だ。
と、いうことで2日目の話し合い。
俺「A(カミさん)は何かやりたい事とかあるの?」
カミさん「ヨガとかジムとか通いたい」
俺「じゃあ通いなよその時間に合わせて俺も仕事調整するからさ」
カミさん「本当にいいの?」
俺「もちろん、本来なら俺が察してあげなきゃいけなかったのにAに言わせてごめんね」
カミさん「ありがとう、Rくんも自分のやりたい事我慢しなくて良いよ」
俺「うん、思いつきとかじゃなく俺けっこう本気で自転車やりたいんだよね」
ここで秘策を出した。
俺「バイクはもうやめようと思う。子供もいるし今死ぬわけにはいかないからね。だからバイクは売る事にした」
カミさん「そっか、大事なバイクを売ってまで自転車やりたいんだね、、、。私はRくんのやる事に反対するつもりはないよ、だけどバイクは危ないし、いつもツーリングに行くと帰ってくるまですごく心配だったよ、、、」
俺「今まで心配かけてごめんね」
と、実際は、もっといろんな話しをしたけど掻い摘むとこんな感じ。
小学生の頃ポケバイでレースを始めた時から17才で大事故を起こすまで、そして20代半ばで再びバイクに乗り今現在まで人生のほとんどをバイク乗り(持ち?)として過ごしてきました。
2スト、4スト、50ccから1700cc、ポケバイ、原付、レース車両、SS、トライアル、旧車、アメリカン、ネイキッドとあらゆるバイクに乗ってきて少々疲れてきた感もありますし、実際子供ができてからは、ほとんど乗ってません。
これは決して子供のせいとかカミさんのせいではなく、バイクに乗っていてコケたり事故ったりが自分自身が怖くなっていたのかもしれません。
バイクに乗る人はバイクの怖さを知らなければならないと同時に、恐怖しながら乗るようなものでもないとも思います(我ながら矛盾してるとは思いますが)
もしかしたら良い潮時だったのかな。
今後またバイクに乗る事もあるかもしれませんがとりあえず何年かはバイクのない生活を送ってみようと思います。
ちなみに去年の7月、娘の誕生直前に納車された愛車、MT-09は1年4ヶ月で走行距離3129kmでした。
まさに盆栽にしてしまったMT-09、新たなオーナーの元で思う存分走らせてもらう事を願います。