スポスタの前に乗ってたハーレーダビッドソンFLHRロードキングの話。
これまでSSとネイキッドしか乗ってこなかった俺にとってバイクの新しい楽しみ方を教えてくれたバイク。
世界的に知名度ナンバーワンであるハーレーダビッドソン。
もちろん俺もその存在は知っていたがまるで選択肢になかった。
ってか、むしろハーレーだけには乗らないだろうな〜ってずっと思ってました。
その頃は当時の愛車だっだGPZ900Rが盗難にあって、数ヶ月後パーツをほとんど剥ぎ取られた姿で発見されたショックで本当に単車を降りようかと思ってた時に友人と近所のハーレーディーラーに併設されてたカフェでお茶してたら、『もし良かったら試乗してみませんか？』と声をかけて頂き、軽い気持ちで試乗。
『なんだこれ？ゆったりとしたポジションで、まったり走ってるだけなのに気持ち良いぞ！』
今までのバイクに対する考えがひっくり返った感じがしました。
これまではバイクはいかに速く走らせるかって事しか考えてなかったのが、『コレに乗って遠くまで旅したら楽しいだろうな〜』って思えました。
そんな俺が選んだバイクがハーレーの中でツアラーと位置付けられてる中、１番敷居の低そうだったロードキングでした。
本当にこのローキンにはいろんなところに連れて行ってもらったし、いろんな思い出ができました。
そしてハーレーというバイクの特徴的な付加価値である、自然とハーレー仲間が増えていく！っていうのも身をもって実感しました。
これまではハーレー軍団を見て 『あんな大勢でトロトロ走って何が楽しいんだ？』って思ってたのに、まさに自分がそうなってしまいました
大勢でゆったりと流す楽しさに目覚めつつも、やはり走行性能へのこだわりも捨てきれず、ハーレーとしてのスタイルを考えながら走りの部分でもあれこれカスタムしましたねぇ。
サスはオーリンズ、エンジンはボアアップ、ハイカム、吸排気、そしてインジェクションチューン。
重い車体に図太いトルクでフレームが負けたのでスポット溶接やブレースで補強。
いったい何を目指してるのかわけわからないですが自分的には満足のいく仕上がりになりました。
最後にお別れする時の写真が残ってたので載せます。
今頃まだ誰かの元で元気に走ってくれてるといいなぁ〜