今週の頭、吹雪の如く北風に雪が舞う日の朝
江戸時代にタイムスリップしたのか?
と思う程、古い日本建築が並ぶ町の患者さん宅に訪問した時の事

「今日はいつにも増して、腰が辛いねん」
と、患者さんが言いました。

辛いという腰に触れさせて貰うと
確かにいつもの状態より辛いのが伝わります。

娘さんと二人暮らしのこの方
背中は曲がり
耳は遠く
腰も膝も痛いので1人では買い物などは行けなくて
と言いながら、お仕事を頑張る娘さんの生活を支えて家事を頑張って、それを生き甲斐にされています。

若い頃の様に、なんでも手早くこなす
という訳には行かなくても
やっぱり、人の為になっているのは
エネルギー源になっていると、感じます。

そんな、大切なご家族との暮らしが
明日も続いて行くように
少しでも長く、穏やかな日常が繰り返されるように

心を込めて、僕らは施術をします。

世間話や、本当に他愛もないお話をしながら。
そういう意味では
今日も、その笑顔が、僕の活力でもあります。